掛川奮闘記

2004年06月30日(水) 040630_調査費ゲット!スローサイクリングをしよう

【記録的豪雨】
 朝家を出ようとしたら、ものすごい豪雨が襲ってきた。「まいったなあ…」と思っていたら、数分して小振りになりいつしか止んでしまった。
 それでも時折ザーッとくる感じで、午前中を中心に降ったり止んだりの状態であった。

 それがわずか30キロほど離れた静岡市では、一日の雨量が観測史上最大の368ミリに達し、午前九時からの1時間雨量が81ミリという猛烈な雨になっていようとは思わなかった。

 国道150号線での冠水が盛んにテレビに映し出されていたが、これは市の南部を走る道路である。川の下流ほど降雨を飲みきれずに道路にあふれてしまったのだろう。

 線路を見ていても、新幹線が止まっていたり徐行運転をしていたりでダイヤも大変なことになっていたようだ。

 今日中に書類を東京まで届けなくてはいけなかった職員は、新幹線から途中車に乗り換えて、動き始めたと知ってまた新幹線に乗ったりと、一日振り回されたとか。

 まかり間違えば我が市の災害になるところだった。静岡市の皆さんにお見舞い申し上げます。 


【新エコポリス竣工】
 一昨年から工事が進められていた工業団地の新エコポリスが竣工を迎えて、式典が開かれた。神事は滞りなく進められて、神様もお帰りになった後で竣工式の始まり。

 市長からは、「この事業を行うべきか止めるべきか悩んで、日本中の経済学者や財界人に尋ねたが、ほとんど全員が『今はものづくりの工場は中国へ行く時代になったのだから、今工業団地を造るのはおよしなさい』と言う中で、一人だけスズキ自動車の鈴木会長が、『掛川という立地ならば坪9万円以下でやれるならおやりなさい。9万円以上掛かるというのであればおやめなさい』と明確な基準を示して下さった」とエピソードを紹介した。

 そうして検討の結果、坪9万円以下でやれる見通しが立ったことから事業を行うことを決断。もうすぐ完成という頃になって、企業各社から問い合わせや引き合いが来て、現在7区画のうち、既に二社にはご購入頂き、もう一社も進出が決まっている、という好調な出足に、担当者はほっと胸をなで下ろしている。

 少しでも多くの優良企業が進出してくれて、投資をしてくれることで固定資産税が入る、と言うのが安定した財政運営の一番の要である。
 おまけに企業があれば雇用もあって、市民生活がより安定するというものだ。

 しかしこうなると、よほど立地がよいか地価が安いかということが企業にとっては重要になる。今回も世界規模の大手企業が視察に来てくれたが、アジア担当まではOKがでたのに最終の最高CEOが当面見合わせという判断をしたという事例もあった。

 企業行動は厳しいものだ。しかしこれが新掛川市の期待の星でもある。どうぞ売れますように…。

    ※    ※    ※    ※

 竣工式に出席ついでに、隣接地で建設が進む環境資源ギャラリーを視察してきた。キルンと呼ばれる、ゴミを開店しながら高温で蒸し焼きにして燃えやすくするドラム缶のお化けを眺めながら、建てかけのビルの中を見学した。

 まだ大物の燃焼設備を据え付けなければならないので屋根がつけられていないので、今日のように雨の日は、上から雨だれが多くて大変である。

 建設は順調だし、最終的に出てくるスラグや金属類も環境行政の進む中で、捨てるのにお金がかかるようなものではなく、逆になんとか売れるようなものにしたいと担当者は張り切っている。

 何のかんの言っても、良い人材がわらわらと集まってくる事業には力を感じるものだ。魅力があれば良い人材が集まってくるし、そうして良い人材が皆張り切って充実した仕事をすれば事業の魅力がさらに増す、というものだ。

 職員一人一人の心に火がついている、そんな組織でありたいものだ。久しぶりに環境資源ギャラリーを見学できて良かった。


【ゲット!】
 今日国から発表があって、掛川市とNPOスローライフ掛川が連盟で応募していた都市再生モデル事業が当選した、との知らせを受けた。

 この事業は昨年は竹の丸を舞台にして「歴史的建造物を活かした街中再生」という応募が当選して結構な調査になったのに引き続いて、連続の当選である。

 応募した後に都市再生本部に伺ってみたところ、「今年も約150件ほどの採択に対して応募は600件以上ありますからねえ。二年連続はどうでしょうか…」と冷ややかな対応をされたので、半分「今年はだめかなあ」と思っていたところでもあり、喜びもひとしおである。

 我々が要望していた調査名は、「スローサイクリングによる地域自立・広域観光振興ソフト施策検討調査」という大層なタイトルである。

 この調査の意図するところは、自転車によって地域を知る活動を手助けするツールを調査したり、自転車による広域の観光ルート調査や実験的イベントの実施による可能性調査を行おうというものである。

 掛川市では、日本で一番長い塩の道として、太平洋の相良町から日本海の糸魚川市までの350キロを結ぶ線上の自治体による地域連携会議を主催しているのだが、この予算が取れたことでこの日本列島の一番太いところを疾走するという自転車イベント企画が実現しそうである。

 またそれ以外にも、周辺のマップ作成やホームページ作成なども行って、成果はそのまま頂いてしまうということもできる。なにしろ自転車による地域興しアイディアの全てをやれる調査なので、何でも来いである。

 もともとの腹づもりとしては、申請中のNPOであるスローライフ掛川に調査を委託して、設立最初の大仕事にしてもらおうということがあったので、さっそく国交省の担当課に訊いてみたところ、「多分NPOへの委託は可能だと思います」との返事をいただいた。

 NPOの自転車担当であるSさんに連絡をして、自転車界に燦然と光り輝く専門雑誌『サイクルスポーツ』の編集長Mさんにも連絡して、自転車界の総力を挙げてこの企画を成功させてくれるようにお願いしたところである。

 まだNPOは認可が下りていないのだが、下りてすぐの大きな仕事になりそうですよ。いやあ、良かった良かった。

 さて、次は創発調査をいただけるものかどうか…。こちらの方がちと大物ですぞ。

【明日は】
 6月議会最終日、合併議案の採決があるのだ。これが無事に済めば、いよいよ合併事務事業の細かな調整が始まるぞ。


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こままさ