| 2004年06月26日(土) |
040626_すろう店舗と早稲田大学 |
【すろう店舗開店】 中心市街地で空き店舗協議会では、「掛川らしい、掛川ならではの個性をもつ魅力的な商業地を創出するために、”スローライフを提案できる商店街づくり”をコンセプトに掲げて、店舗の誘致活動に取り組んできたのである。
そしてこの協議会ではこれまでに、一号館として「女性服と小物類のセミオーダー販売」をする「KOZUE」と「北欧家具と小物販売」の「クラフトコンサート」をオープンさせた。
続く二号館では広告印刷の「(株)サイラン掛川営業所」、三号店としてパン製造販売」の「フレッシュベーカリーさら」、さらには四号店として「定食、宴会」の「醍醐」をオープンさせた。
そして今日の朝10時から、これまで計画を進めていた「みらいふ」という再開発ビルの一階での空き店舗対策事業である、「すろう店舗」をスタートさせたのである。
みらいふの一階には洋服屋さんと総菜屋さんが入っていたのだがいずれも撤退して空き店舗になっていたところへ、店舗出店者を募集して開店にこぎ着けたのである。店構えが洋服屋さんの方は内装がしっかりしているのに対して、お総菜屋さんは浮き上がった油などで内装が使い物にならずに全て剥がしてしまい、コンクリートの躯体に断熱材が貼ってあるのが見える状態である。
この二つのお店の間仕切りをぶち抜いて一つのスペースとした上でここに各種の販売コーナーがおかれているのである。
出店者の条件は、一坪当たり家賃が三千円、共益費が同じく三千円/坪、保証金は家賃六ヶ月分を出展契約時に支払うこととして、保証人も原則一名ということである。
出店者はこれまでのところ、「ジャラン・ジャラン」というインドネシア雑貨専門店。ここは、インドネシア語ペラペラの店主岩本さんが現地から直輸入した品々が並べられている。
つぎがステンドグラス工房の「らんぷ」。店主の小林さんはガラスの美しさに見せられて、気づけばステンドグラス職人になっていたという女性。 ステンドグラスって、色ガラスを形通りの切ったらその縁に銅製の薄いテープを貼って、そのガラスを組み合わせて、その隙間にハンダを流し込んで固定させるのだ。初めて知ったが、部品のガラスも一様な色ガラスではなく、様々な色が組み合わされたガラスから切り出す方ができあがりに深みを増すのだそう。なかなか深い世界である。
次がメロンのお店の「宮正路園」さん。こう書いた印刷物が貼ってあっても、だれも店の名前だとは思わないし、そもそも読めないのではないか、と思ってご主人に伝えてふりがなを振ってもらった。 読み方は「みやしょうじえん」と読むのだそうで、「意味は何ですか?」とお尋ねしたところ、「我が家の屋号です」とのこと。そら判らんわ(^-^;)。
こちらのご主人は中村さんと言ってメロン農家で、販売しているのは自慢のメロンを使ったメロンジュースとメロンの果肉がそのまま入ったメロンパン。
メロンの果肉がそのまま入ったメロンパンというのは初めてなので、おそるおそる食べてみたが、メロンクリームも入っていて、なかなかの品物である。これで120円は安い。 もちろんメロンジュースも美味しかったですよ。なにしろ本物に共感したら そのときにはお金を出すものですよ。
今後も整体屋さんや、ボードショップ、CDショップなどが出店を予定しているとか。 まだまだ店の中はスカスカという印象だが、お店が増えて賑やかになると良いですね。期待してますよ。
【市内講演会〜秋葉路】 市内の秋葉路という高級住宅街で、現在の市政と今後の展望について語る。秋葉路は、日本鋪道という大手の建設業者が開発した住宅団地で、一軒当たりの面積も広かったり、植栽することに対する住民による約束事があったりして、地域づくりに意識の高い地域である。
今日は約40人くらいの聴衆であったが、熱心に聞いて下さってこちらのジョークにほどよく反応して下さる方も多く、お話しをしていて楽しかったです。
質問時間も30分ほど取り、水道の問題や合併、再開発などに関する質問が寄せられた。皆さん、市政にそれなりに関心を持って下さっているのは大変ありがたい。
ますます自分たちの地域のみならず、市政全般にもご意見をお寄せ下さい。今日はありがとうございました。
【早稲田大学学生来る】 もはや掛川シンパの急先鋒と化した(^-^;)、早稲田大学の工藤裕子先生とそのゼミの学生ご一同様が今日から明日の一泊二日でもって、掛川で研修と言うことで、掛川市役所を訪ねてくれた。
駅からは天浜線を乗り継いでの到着であったが、到着草々に健康百段の階段を歩いて上がらせたのは辛かったかな(^-^;)。
今日の予定は、お昼ご飯の後はディベート演習を行い、その後に市長講話、さらに町中のすろう店舗を視察してから宿のSへと向かうという日程。 長旅でお疲れのところとは思うが、若さに免じて頑張って下さい。
※ ※ ※ ※
ディベートはテーマが「『ゆとり教育の廃止』は是か非か」というもので、「ゆとり教育は是か非か」ではないところがミソ。
私は秋葉路での講演があったので、中身の肝腎なところは聞けずに、講演会が終わってから再び駆けつけたときは、散々やりとりをした後の結語を述べるところであった。
やはりまだ、討論をするという事自体になれていないので、パフォーマンスが悪いのが残念。一に向かって話をすると言うことはどういう事か、という事自体がまだ判っていないのねん。
嘘でも間違っていても、ある種の信念に基づいて論を主張するというのがゲームとしてのディベートなのだから、自分の信念と違う立場に立たされれば、返って「自分は何をよりどころにして、この信念を持っているか」が分析できるので、本来ならばその弱点も分かるはずだ。 …ってなことがディベートゲームなんですけどね。これから経験を積んで下さいな。
※ ※ ※ ※
そうしてディベートも終了してすろう店舗を見せた後にご一行様は宿までバスで向かう。我々は夜8時に現地集合である。それ〜♪。
現地では掛川市民から、女性二人、男性が私も含めて6名が乱入して意見交換に加わる。
「私、公務員になりたいと思うんですけど、アドバイスをいただけますか?」 「うーん、身分としての公務員に魅力もあるけれど、あなたは何がしたいですか?」
「文科省で教育関係の国の施策づくりに関わりたいです」 「結婚して主婦というのは?」
「え〜!結婚したら、家事は旦那さんが4で私が3の比率だと思ってます」 「半分半分でもないんだ」
「そうですよ。主婦って定年がないじゃないですか。旦那さんに定年があるなら、主婦の私も定年が欲しいくらいです」 「なるほどねえ…。そういう風に考えますか、面白いなあ」
※ ※ ※ ※
何人もの学生と意見交換していて、やはり職業観とか社会を構成している多くの人やその関係性の存在などにまでなかなか目が行っていないのだな、という印象。
それは社会人じゃないし、社会人を何年もやっている先輩である市民の我々とはそのへんの実感も違うと思うが、そういった狭い社会しか知らない前提で職業を選んだりするのでは、やはり親の職業くらいしか参考になることはないのだなあ、と思った。
あとは漠然とした公務員指向かな。とりあえず「身分」を安定させることは充実した社会人として生きる上ではそれなりに意味があるけれど、その身分を十分に利活用して生きると言うことがどういう事かはまだ実感がわいているはずもないですよね。
そもそも彼らは既に、このまま真面目に過ごして卒業すれば、早稲田大学卒業という称号をもらえる身分なのだ。その財産でどれくらいの高い仕事が出来て、面白い人に会えることだろう。
彼らが入学したときは倍率が9倍だったそうだ。皆さんの後ろには、8人の残念な思いと8人からの期待が込められているはずだ。それを彼らの分まで死にものぐるいで生きなければ、彼らに申し訳が立たないのではないかね?
…なあんてなことを、酔った勢いで語りかけました。たった一言で人生が変わると言うこともあれば、すぐに忘れてしまうと言うこともあるでしょう。
何かの時に思い出すだけの種になっていれば幸いですがね。
明日は10時から市内の施設観光です。飲み過ぎないようにね。 (もう既に、十分飲み過ぎている子もいました。明日は大変だぞ〜)
|