掛川奮闘記

2004年04月27日(火) 040427_民生部門の行政ニーズ

【合併幹事会】
 合併の幹事会。議題はこれまでの12回の協議会で決定した事項の確認と、6月の調印式に向けた内容のチェック。

 合併特例法の改正法案が成立することを前提に、合併の日時を4月1日に変更することで協議が成立したが、その具体的な表現方法について調整する。

 合併の日が二通りありえると、他のいくつかの調整事項の書き方にも合併日に合わせた書き方をしなくてはならず、そのあたりで少し意見交換。

 たとえば、これまで「…は、合併する翌年度から三年間で調整する…」などという表現は、年度の変わる前に合併をすれば数日後の4月1日から調整を始める、という意味なのだが、これも4月1日の合併ならばそのことが読めるような表現に変えなくてはならないのである。

 この協議がなされる日に、法律改正が成立しているかどうかも微妙な状況なので、表現を考えるのもなかなか面倒なものだ。

 あとは新市の組織について意見交換。部の編成や基本的な課の構成についてはもうそろそろ方向を出さないと、電算システムの構築の基本ベースができないのである。

 一つ一つをクリアして合併は進む。これが合併と言うものか。


【健康福祉部飲み会】
 夜は健康福祉部の主幹以上と懇親会。年度の初めにいつもこの手の部の歓送迎会に乱入して意見交換をさせてもらう。

 健康福祉部は、市民課、税務課、徳育保健課、環境保全課、国保介護課、福祉課からなっており、市民の健康や福祉、環境など日常生活に直結した民生部門を取り仕切っている部である。

 もともと二人助役制で地元の助役さんと国交省からの借り物助役という二人体制で仕事をしていたときは、国からの助役は主に経済建設を担当していたので、今でも経済建設部の職員とは比較的近く仕事ができているが、健康福祉部門は自分にとってなじみの薄いところ。

 こういう機会を大いに利用して意思の疎通を図りたいところである。福祉や環境部門はこれから大いに市民ニーズが増大するところでもあるので、こういう分野の知識や方向性を抜きにしては、市政全体を見ることはできないのだ。

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 道路や河川などの建設部門は、整備をすればするほど段々と良くなってくる状況が目に見えるので、生活環境が次第に良くなるのが年年歳歳良く分かる。もちろん、まだまだ市民ニーズに完全に答えるほどにはなっていないが、設定する整備目標に日々近づいていることが分かりやすい分野だと言える。

 一方で福祉や保健部門と言うものは、市民からの「負担はよりやすくして欲しいし、受益サービスは増大して欲しい」というサービス拡大ニーズが年々増大するのだが、改善や充実をしても目に見えず、またサービスもここで良いというものが見えづらいと言える。

 そこでどうしてもこれからの行政ニーズとしては建設部門よりも福祉保健分野に重心が移る傾向にあるように思われる。福祉なども基本的には住民が自らの力で支えあうことが本質であって、行政はあくまでもそれを制度で仲立ちをするだけのことである。

 今はこれに合併と言う作業が加わるので、さらに情勢が複雑化している。負担と受益の公正を保ちつつ、市政全体のバランスをとるのはなかなか難しい。特に小泉政権の三位一体改革などが加わると、ますます地域の自立と言うことが重要になってくる。

 地域の自立とは、住民が自らの地域のことを自分のこととして考えることが第一歩であり、次は時間やお金や労働と言う形でこれを支えあうのが基本なのだ。

 往々にしてニーズは「これだけは何とかして!」という風に、一点突破的に語られるのだが、そのことに現在の他との調整と言う横の調整のほかに、過去から現在、そして未来へと引き継がれる縦の連続の中でも適切であることが大事だ。

 財政の健全化などということはまさにそこの点が問題なので、今借金をして繕ったところで将来破綻するようなものであっては困ると言えよう。

 いずれにしても、ますます地方自治体の財政は厳しくなってゆく中にあって福祉などの行政サービスニーズは増大してゆくだろう。解決の種はまさに住民一人一人が、自分のこととして考えられるかどうかということである。 
 行政と政治の狭間の問題である。

 健康福祉部門はこれからの重要な行政課題が山積しているところである。これからもよろしくお願いします。


【今日のお食事】
朝:ご飯、きのこ汁
昼:いつものお弁当
夜:宴会

【今日の修行】
 今日の勉強になった度 ☆☆
    嬉しかった度  ☆☆☆ 
    出会い度    ☆☆  

【明日の予定】
 保護司会挨拶、東大君来る、札幌へ


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こままさ