掛川奮闘記

2004年03月14日(日) 040314_エコロジーライフ研究会交歓会

【エコロジーライフ研究会交歓会】
 朝からエコロジーライフ研究会という会に招かれて蕎麦を打つ。

 最近は毎週のようにどこかに招かれて蕎麦打ちをしているのだが、ただ単に上手になるために打っているのではなくて、こうして大勢の人たちとお付き合いをするための技術としての蕎麦打ちなので、こういう会に参加できることは実に嬉しいものである。

 この会は、「新しいライフスタイルの構築」と「真に豊かな地域社会の創造」という二つの大きな目標を掲げて、自然環境になるべく負荷を与えない生き方、を模索している会である。

 日頃の活動としては、毎日土曜日の朝早くに有機農法で作った農作物の朝市を「毎土市(まいどいち)」と称して行ったり、竹林を管理して竹炭を作ったり、味噌づくりなど体によい食材づくりや健康な食の進めなどを行っているのである。
 また、市役所からの要請を受けて市内各所で家庭生ごみ処理の技術講演会などを開催して、有機農業や食生活の大切さを一般市民に啓蒙・PRしてくださったりもしているのである。

 実はこういう地道な活動を、昨年の十月の静岡県コミュニティづくり推進協議会主催の「コミュニティ活動賞」に応募したところ、見事に「優秀賞」を受賞することになり、去る2月24日に受賞をされたところでもあるのだ。たいしたものであります。

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 さて今日は、内弟子のなかからY3君と最近加わるようになったTM君を連れての参加で、会場はご存じ竹の丸である。

 9時過ぎに竹の丸に着いてみると、もう会員の男性が3人ほど準備を始めている。大きな鍋にけんちん汁を作ったり、海藻のサラダや様々な料理の下ごしらえをしている。

 これは早めに作業しなくては、と早速蕎麦打ち道具を展開して蕎麦打ち体勢に入る。今日も一応弟子の修行を兼ねているので、Y3君とTM君に500gずつ打ってもらった。今日の要望は20人前と聞いたので、あとは私が1.25kgの玉を打って目標達成である。

 水が冷たくてちょっとつながりが悪かったようだ。次回の糧にしよう。

 弟子たちもそれなりに打てるようになってきて、少しずつ自信がついてきているようだ。最適な条件ならばなんとか一人で打てるように早くなって欲しいものである。

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 さて段々に参加者が集まりだし、料理も佳境。女性陣が手伝おうとするのを押しとどめて、「今日は女性は手も口も出しちゃ駄目!今日は男だけでやるから、女性陣は座っていて!」という暖かい言葉。手伝おうというのもあるけど、半分は心配なのかもね。

 それでもかつおの活きの良い刺身や無農薬の新鮮野菜のオンパレード。なかなか味わえないのはおにぎり三種類盛りで、一つは真っ白の美味しい白米のおにぎりで、次は紫色の古代米のおにぎり、そして最後は極めつけ焼きおにぎりのように黒い色をした発酵玄米のおにぎりである。

 白米のおにぎりはよいとして、古代米のおにぎりは白米に古代米を二割くらい入れて炊くと古代米の紫色がお米全体に移って紫色のご飯になるのだそうだ。私は全部が古代米なのだと思ったが、そうではないらしい。

 また発酵玄米とは、玄米を炊いてから数日間保温をして一定の日数が立ってから食べるものだそうで、今日のご飯は塩と小豆を一緒に炊いたもので三日前に炊いたものだそうである。作った方のお話では、「4日目が一番美味しいと言われますが、今日は三日目です」とのこと。

 玄米を炊くのにちょっと特殊な圧力釜を使うらしいのだが、普通の炊飯器でも玄米モードで大丈夫らしい。それにしても、三日も保存しておくと腐ってしまうのではないかと思うのだが、それが素人の浅はかさ、実際に食べてみると炊きたての玄米のご飯より格段に軟らかくて癖もなく抵抗なく食べられるではないか。

 以前体によいからと玄米ご飯を食べている人がいて、少し分けてもらったが、『健康のためには味はどうでも良い』という感じであった。しかし今日のこの玄米はまったく素直な味で、これならば毎日食べても大丈夫なことだろう。不思議なものだ。

 やはり玄米を進めている女性は、「子供が出来なくてある方に相談に行ったら、『食べているものが悪いから子供が出来ないのです。玄米など、本当に体によいものを食べれば子供ができるし、優しい子供さんになりますよ』と言われ、始めたところ、一年経ったときに妊娠して今の子が出来ました」と玄米食を皆に勧めていた。

 玄米は一度に何合も炊いて、おにぎりにして一個ずつ冷凍にしておき、食べるときに解凍するのだそうだ。一度試してみてはいかが?

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 今日の蕎麦は食べてもらう直前に茹でるようにしたので大好評。弟子たちの蕎麦もそれなりで何とか食べられたし、茹での感覚もばっちり。

 弟子たちは豪華な食事に目を丸くして、集まった30人ほどの会員が皆さん凄い人たちばかりなのに驚いていた。

 途中からは事務局長のS君もちゃっかり加わって、おにぎりを頬張っていたのだが、座った横の女性から「あら、あなたH幼稚園のS君でしょ?」と声を掛けられていた。どうやら幼稚園の時の先生だったようで、とんだところで昔の先生と出会ったものだ。まあ面白い出会いであることに変わりはない。
  
 エコロジーライフ研究会の皆さん、いろいろとお世話になりました。また機会がありましたら蕎麦打ちに呼んで下さい。


【K地区公会堂落成式】
 エコロジーライフ研究会の会合を二時過ぎに切り上げて、私は本日落成式を迎えるK地区の公会堂へと向かった。

 ここの地区ではごみ焼却場から出るゴミの最終処分場を受け入れて下さっているのだが、この使用期限を平成18年から平成30年まで延長するという協定を昨年4月に市役所と地元で締結したのである。

 そのお礼と言っては何だが、関連する地区要望の一つとして道路整備と公会堂の建設があり、今日はその公会堂が完成したと言うわけである。

 この土地には昭和49年に建てられた古い公会堂があったのだが、今回はそれを立て替える形で新しい公会堂ができた。設計してくれた方も良かったが、地元の建設会社が意気に感じて設計の仕様よりも良い材料をふんだんに入れてくれたおかげで素晴らしい建物になった。

 今後他の地区で建てられる公会堂のモデルにされるととても予算が追いつかないような代物なので、ここだけは他の地区の方に見に来ないようにお願いしたいものである。

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 ここの公会堂はもともと地元の報徳社の土地であったらしく、地元議員の話では「子供の時はここに会った建物を訳も分からずに『ホートク』って呼んでたものですよ」なんだそうだ。

 古い公会堂からも報徳に関する書類がごっそり出てきたそうで、今日も室内の一角で展示がされていた。なかには天保三年の貸し付け帳みたいなものがあって、昔から講と呼ばれた銀行的なことをしていた様子がうかがえる。

 いずれにしても、やっと大地震にも耐えられる建物が出来たので、この施設を使ってますます地域の団結力を強くして欲しいものである。おめでとうございました。

【サッカー…】
 サッカーオリンピック予選の対バーレーン戦で日本チームが負けるという失態。おまけにトゥーリオは足を痛めるし、ペナルティの累積選手もいる。ホームだというのになんと前途多難なことか…。

 うーむ、頑張れ日本。


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こままさ