| 2004年01月21日(水) |
040121_ISO取得って一体… |
【環境管理委員会】 午前中に環境管理委員会が開催された。いよいよ我が市も自ら行う事務事業に対して、環境への負荷の低減という配慮をするという意志を固め、環境管理の国際認証であるISO14000を取得することにした。
ISO14000を取得する、というとなにやら大がかりなことのようだが、大がかりな部分とそうでもないも事柄が混在している。 国際認証を受けるためには、基本方針に始まる内部の規定を定めるのはもちろんだが、ISOにおいては「著しい環境側面」と言って何が環境に関わっていると思うか、ということと、それを基にして「環境目的および環境目標」というものを定めることになっている。
「そうは言っても、大したことはないな」と思うのは、それらの環境側面の抽出や環境目的、果ては環境目標すら自分たちで決めることができるということである。もちろんきちんと文書で表現して「これらの内容をこの程度にする」ということを決める必要があるが、目標は厳しくも出来れば緩くも出来るのだ。
そしてそれら自分自身で立てた目標が守られたかどうかをチェックするのだが、なんと守られなくても良い、というのだ。守られない場合は、「なぜ守られなかったか、どう改善するか」という言い訳をしなくてはならないが、それでも良いあたりは多少『ゆるふん』な感じがする。
ところが一方で大変だな、と思うのはそれらの取り決めをしっかり行って、目標を定めて終わりではなくて、継続的にその実行状態をチェックし改善する作業を延々と続けなくてはならない、という点である。
そのチェックも週に一度、月に一度、年に一度という内容ごとの頻度で行うので、このことをあまり過剰に考えると、本来業務がおろそかになる恐れもある。もちろん、そんな本末転倒なことは出来ないが、全庁的な管理を今後継続的に行うとなると、かなりこのことに人的資源も投入しなくてはならないようだ。
「まあ、一度取ったからいいや」というのでは、誰も真剣にはならず、単なるポーズに終わってしまうだろう。職員一人一人が真剣になり、一円ずつを積み立てる気持ちで省エネや省資源に取り組まない限り、成功と言うことはないだろう。
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市長からは「二宮尊徳は積小為大と言ったんだ」と報徳の教えが紹介された。
「尊徳は、藩の財政を立て直すのにまず台所から取りかかったんだ。竈の煙の出口にすすが溜まっていれば薪を多く使うだろうから、まずそれを綺麗にする。釜の底にすすがついていれば熱伝導が悪くなるだろうからそれを綺麗にする。そんなこと大したことはなかろう、と思われるようなことをコツコツ積み上げて積み上げてやがて大きな財政の立て直しに成功したんだ。積小為大、これを職員一人一人が真剣にならなきゃ駄目だな」とのこと。
そのとおり。上からの押しつけではいずれ疲れが出てなまけたくなるものだ。職員一人一人がその気になるような方策に持って行かなくてはならない。
本当に大変なのはそこなんだな。よし、頑張ろう。まずは自分の机の上からだが…、うーむ、ISO取得はちょっと待ってくれないかなあ(^-^;)。やや弱気。
【都市計画学会】 明日の午後に早稲田大学を会場に、都市計画学会が開かれて、そこでスローライフシティについてお話をしてくることになっている。
学術的なお話は出来ないので実践的まちづくりという形での話題提供になるだろう。街は生きているから、まちづくりは生き物を相手にする実学だ。
実学から理論が生まれるかも知れないが、理論と実践にはいくばくかの乖離があるものだ。
スローライフシティは受けるかどうか。結構身内が聴きに来ているみたいですが…(^-^;)。
そんなわけで明日は東京泊まりです。奮闘記は明日はお休みです。あしからず。
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