| 2004年01月07日(水) |
040107_報徳社大講堂で話す |
【報徳社にて講話】 大日本報徳社の発常会にお招きを受けて、1時間の講話をさせていただいた。会場は報徳社の大講堂で、築百年の木造建築。由緒ある建物である。
今までにも視察などで何度もこの場所は訪れたが、講堂の見学まではしても、ここでお話をする機会はなかったのだ。
今回は市内の単位報徳社と呼ばれる地区ごとの報徳社から役員さん達が一同に会して、約80人ほどの皆さんを前にしてのお話である。
単位報徳社の役員ともなれば、地区のそれなりの顔役でもあるので、見知った方の顔もちらほら見える。過分なご紹介を受けた後でいよいよ私の出番である。
今回のテーマは新春に相応しく…と思ったのだが、やはりまずは市政上の話題を中心とした。まずは市政の五大課題である。
合併の問題、清掃工場や工業団地新エコポリスのある満水(たまり)プロジェクトの話題、街なか活性化と再開発ビル、日坂バイパスと道の駅の話題、そして市政五十周年の話題である。
五大課題と言っておきながら、番外として地震防災についてもお話をしておきました。これは、一月五日から東海地震情報発令の方法が変わり、「観測情報」「注意情報」「予知情報」の三種類となったことが大きな変化である。
これらの基準は東海地方を中心に地下に埋め込まれた19カ所の歪み計の異常が一カ所か、二カ所か、三カ所以上かということによって前兆滑りかどうかを判定するものである。
この度合いによって学校から生徒を帰宅させたり、市役所職員は非常参集を掛けるなどの措置が決められているのだ。いずれにしても大事なことは、まずは我が家の耐震化と家具転倒防止などの自助努力であって、次に地域による共助、そして最後が自衛隊や消防署などによる公助の順である。
是非皆さんにはそれらの対策をお願いしたいところである。
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以上があまり面白くない情報。私はお話をするときはこれら以外のちょっとしたネタを提供して少し笑ってもらうことにしているのだが、今回のネタは「『楽をする』と『楽しむ』の違い」である。
年末年始は故郷である北海道で家族と共に過ごした。故郷の我が家は一昨年に立てた新しい家で、暖房はセントラルヒーティングになっていて、家中がなんとなく暖かいのだが、「ここが暖かさの中心だ」という場所はもはや家の中にはない。
子供の時はルンペンストーブ(ルンペンは禁止用語なのかな?)をぼんぼん炊いて、ストーブの回りは暑く部屋の隅っこは寒いというのが当たり前だった。そして寒くなってはストーブの回りに集まって兄弟でじゃれていたものだ。 セントラルヒーティングになって家の中に暖かさの中心がなくなってしまって返って「嬉しくなる暖かさ」を実感できずに、「薄ら寒い不平」を言うようになっているのではないか。
子供の時には生寿司を食べられるのは家族の誕生日くらいなもので、それはそれは楽しみで本当にごちそうだった。誰かの誕生日が来るのが楽しみだった。
それが今では幹線のロードサイドには回転寿司屋が林立して、なんのこだわりもなく子供にせがまれるままに、あるいは子供に良い顔をしたくてそれらの店に入る自分がいる。
日常的に気軽にお寿司が食べられる生活は豊かかも知れないが、お寿司の非日常性と嬉しさ、楽しみを消してしまった。そしてお寿司の地位を貶めてしまった。お寿司を食べて子供達はすこしは満足そうだが、自分たちが子供だった時ほどの目の輝きは失われている。
昔と今を持ち出すまでもない。単身赴任の私にしてみれば、三ヶ月に一度帰る家の奥さんの手作り料理が楽しみでたまらない。家に帰るときはスキップスキップだ。
毎日が家から通える時はどうだっただろう。毎日テーブルに着けば食事が出るのは当たり前のことで、毎日の料理の楽しみと感謝の念がどれだけあったろうか。
毎日会っているときとごくたまにしか会えないときでは、会っている時間への思いの深さはやっぱり違うのだ。
札幌の家を離れるときの「あと2時間か…」「あと1時間…」「あと5分…」という思いはやはり特別なものがあった。
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なんということはない。楽をすれば楽しみから遠ざかり、楽をしなければ同じ事をもっと楽しく味わうことが出来る。それだけのことだ。
同じ「楽」という漢字だが、それにはこんなにも違う意味合いが込められている。
人生を楽にするか、楽しむかはお金の多寡にはよらない。普段の自分がどのように生きているか、ということによるのだ。そうして「分をわきまえた」生き方をしている限り、ちょっとした身の回りのことはなんでも楽しむことが出来るのではないか。
この「分をわきまえる」という生き方こそ、報徳で言う「分度」に通じるものだと思う。分度で生きることこそ、人生を楽しむ秘訣なのだと思う。
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…そんなお話をしたところでちょうどお時間となりました。相変わらず時間を守ることだけは上手になりました。 掛川を離れる前に一度くらいこの報徳社の大講堂でお話をしてみたいものだ、とかねがね思っていた夢が叶った。嬉しい限りである。「楽しい」時間でありました。
【商工会年末大売り出し抽選会】 報徳社大講堂での講話を終えたその足で、商工会の年末大売り出し抽選会会場に向かう。
年末大売り出しで一定以上の買い物をした方には抽選券が配られてそれらには1〜4までの組と五桁の番号がつけられていて、それらの中から賞への当選者を決める抽選会を行うのである。
特賞は現金30万円が一本で、一等賞は現金10万円が二本。二等賞は現金1万円または商店会加盟店で使える桔梗シール10,500円相当で七十数本。最後の数が確定しないのは、最後の組の番号が配布した枚数よりも上の数字であるかどうかによる。
ラッキー賞は現金千円または1,100円相当の桔梗シールである。
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抽選会は昨年、同じ組が続出した反省を踏まえて、一度出た組は使わないということにして、できるだけ数字をばらけさせるという方法が採られることになった。
壇上に数字の書かれたボールが入った箱が出されて、商工会議所の女性職員の皆さんがそれらからボールを一つずつ出してゆく。一つの組には40000までの番号と言うことになっていて、それらの中から次々に番号を決めて行くのだ。
今回の抽選券は147,330枚が配られたそうだが、この数が毎年減っているのは寂しい限りだ。
最後の特等賞まで決めて抽選会は終了である。自分の回りに福の神はいたでしょうか?年始恒例の行事でありました。
【焼津にて後輩と会う】 夜に焼津市役所に農水省から出向している高校の後輩と会食をする機会を持った。高校の後輩と言っても、東大卒の事務キャリアだから凄い。
私より年は一回り近く若いがしっかりしていて有望だ。生まれもなんと稚内ということで、共に同じ記憶で花が咲く。
焼津は魚の町。大きなマグロの釜が出されて、美味しくいただいたが、量が多すぎて食べきれなかったのがもったいない(--;)。
掛川と焼津のまちづくりの違いなどをお互いに語り合うことが出来ました。これからも情報連絡を密にして市役所生活を有意義なものにしようと誓い合いました。
こういうのもたまには良いものだね(^ー゚)b
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