掛川奮闘記

2003年12月04日(木) 031204_人脈づくりのコツ


【目玉の病院】
 昨夜のNHKの「ためしてガッテン」のテーマは「ドライアイ」であった。ドライアイというと、目が乾く症状、と思っていたのだが、実は目が乾くために眼球の表面が傷ついて痛みがおきる、ということなのだそうだ。

 涙というものは、単なる塩水ではなくてさまざまな成分が含まれている。その中には細胞の生育を促進する成分も含まれていて、目の傷も普通ならば短時間に治ってしまうものなのだそうだ。

 ところが、涙の量が少なかったり、涙の成分の中に油分が少なくなったりすると涙がすぐに蒸発してしまい、目を覆う時間が少なくなることで目が傷つきやすくなってしまうのだそうである。

 ここ何年か、左目がずうっと痛かったのだが、常々「ドライアイかなあ」と思っていた。そんなときにこの番組を見たので、思い切って病院へ行ってみることにした。

 「どうしました?」
 「左目がずっと痛くて…。夕べドライアイの特集を見たものですから、そうかなと思いまして」

 「じゃあ見てみましょう」

 ということで、いろいろと検査をしたり目を診て頂いた。

 「うーむ…、まずまつげが逆まつげで目に三本刺さっていますねえ…」
 「えー?」

 「まずこれを抜きましょう」というわけで、まつげを抜かれました。
 
 「目に傷はないようですね。まつげが原因だとしたら、ちょっと様子を見ましょう。薬を出しておきますよ」

 そんなわけで、一応逆まつげを抜いて点眼薬をもらいました。一日四回差す目薬です。

 まだ何となく左目が痛いけれど、これで様子を見てみることにしましょう。

【お城活性化懇談会】
 年々入場者の少なくなるお城を活性化しようというプロジェクトを立ち上げて、入場者増加のためのアイディアを出し合って行こう、というものだ。

 このために市内のホテルマン、歴史家、建築家、御茶屋さん、お城の管理人、お城近くの物産店主などの皆さんに集まって頂き、お知恵を貸してもらったのだ。

 このプロジェクトの中で、「一般市民からもアイディアを募集しよう」ということで、インターネットや葉書でこの秋に募集をかけてその結果も説明してもらった。

 一豊とお千代さんの仲の良さをアピールするような神社を作ってはどうか、とか物産館の従業員はちょんまげにすると言うアイディアには物産館の店長さんも苦笑い。

 今日の打ち合わせで、最優秀賞と優秀賞を決めようということで会議に臨んだのだが、同じアイディアを寄せた方もいた。

 結局最優秀賞は「市内どこでも使える共通観光パスポートを作る」というものになり、優秀賞には「お城で結婚式をあげる」というものが選ばれた。

 市役所の担当者が一番びびって、「お城で結婚式はちょっと…」と渋るのを回りで「なんでも受け入れるのではなくて、一年に五組限りとか、市内で披露宴を行う人に限る、などといった条件を付ければ絞れるし市内経済にも波及するのじゃないの?」という建設的な意見も多く出て、提言だけだからということでこの方向で行くことが了承された。

 役所というところは、少しでも失敗の可能性があれば「やらない」、絶対に成功する確信があれば「やる」というゼロか百かという議論をしがちである。

 もっと社会実験的に、やってみなければ分からないことはやってみる勇気と、その結果をつぶさに明らかにするということを約束しさえすればやらせてみる、という温かい目を持った議会・住民との関係でありたいものである。

 さて、お城の結婚式はできるのだろうか(^-^;)。 

【人脈づくりのコツ】
 お城プロジェクトの会議の後で九時半過ぎに部屋に戻ると市長が部屋にいたので、四方山相談をする。

 今考えているのは、ウォーキングによって国民が健康になり、地域と森林環境を考え、健康保健が安くすむという運動を全国的なものに出来ないか、ということである。

 このことで閉塞感に陥った日本を救うことになり、このことは「国土交通省、農水省、文科省、環境省、総務省、厚労省の六省に関わる事業であり、六省共管日本救済計画運動だ!」ということで社会にムーブメントを起こそうというのである。

 本当にそんなことが出来るかどうか分からないが、まあとにかくやってみようということで、市長と私でいろいろと悪巧み(^-^;)を夜ごそごそとしているのである。

 最後の具体的な事業をなにに落とし込んで行くかというところで、ウォーキングではちょっと弱く、もう少しねり込みが必要だ。

 誰か良い知恵があったら教えて下さい。

    ※    ※    ※    ※

 そんな馬鹿話をしているうちに、市長の人脈の話になり、「市長さんは新しい人脈を作るときはどのようにするのですか」と訊いてみた。

 「また、そうやってできた人脈をどうやって維持しているんですか?」とも訊いてみた。

 答えは、「あまり大したことではないけれど、お互いに知人に誰がいるか、誰と友達か、ということをよく話すねえ。そうすると心の通じる人とはお互いに共通の知人がいるものでね。『人を知りたければ友を見よ』ってやつだ」

 「へえ、そんなものですか。知人とは政治家ですか?」
 「政治家の名前をぽんぽん挙げる人は信用できないね。大体そんな奴にろくな奴はいない。で、本当に親しくて気持ちの通じている知人のことを話していると、『この人とは話が出来る』と思えるものですよ。そうするとお互いに相手のことをなんとなくずっと気にするんだな」

 「なるほど」
 「以前道路公団の藤井総裁が道路局の企画課長だったときに、『課長さん、日本で初めての有料道路はどこか分かりますか?』と言ってやったことがあるんですよ。そしたら藤井さんは首をかしげてるんだな。そこで『それは我が市のなかの小夜の中山で、明治時代に通行を有料にしたんですよ』と言って資料を置いてきてやったんだ。」

 「そうしたら藤井さんはその後で道路技術屋に会うたびに『君は日本の有料道路の始まりをしっているか?知らない?勉強が足りないなあ』と言いまくったそうだよ、あっはっは!」

 「いつだったか、藤井さんは僕のことを『この方は田舎の市長さんだけど、偶に良いことを言うので大事にお付き合いしているんですよ』と紹介してくれたことがあったっけなあ」

 …うーむ、なるほど。こうして人脈というのは増えて行くものなんですねえ。これは掛川での勉強の中でも最高のコツの一つだぞ。

 この話を聞いただけでも、素晴らしい価値のあることに思えますね。

 「人はその友によって知られる」か。悪い友人とつきあっちゃいかんし、持つべきは良い友達。しかもその友人によって自分の程度も計られるというわけだ。面白い、実に面白いねえ。

 このレポートを読んでいる人にもこれはお得な情報のはずだ。これを自分の活動に活かして下さいな。

 …ところで市長、今日のお話の講演料は…、いらない?おありがとうございます(^O^)。


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こままさ