| 2003年08月12日(火) |
030812_ユージン壮行会 |
【合併主要事業特別委員会】 合併に関する事業の情報交換と意見交換をするために、市議会議員全員で構成される特別委員会が開催された。
前回から今回までの間の合併に関して進んだ議論経過についてそれぞれ参加した議員から報告があり、その後意見交換となる。
私には委員長から、「昨日の新市建設計画策定小委員会の議論状況も少し紹介して下さい」という依頼があり、新市の基本フレーズ、新市の将来像の三本柱、7項目の基本目標などの議論の模様を発言した。
早速、K産党の議員さんから、「新市建設計画に反対である。その理由は市民の間にはもうゼネコン誘導型の開発計画はいらない、それよりも福祉を充実すべきだという声が多いことだ。こういう計画は中止にしてもらいたい」という意見が出され、「当局の見解は?」ということである。
私からの回答は「ゼネコン誘導型の開発型計画だ、ととらえられているとしたらそれは違う。南北軸と言うことを捕らえているのなら、それは新市融和のシンボルとしての物言いであり、今よりも道路状況を良くしてお互いの距離感を縮めることは南の二町の悲願である。そもそも今回の合併も福祉を充実するためにもより大きな人口による規模のメリットを出して行こうという積極的な選択であり、開発をせんが為の計画などではありませんので、ご理解をいただきたい」というもの。 ちょっと興奮してしまって言い方が強くなってしまった。若いなあ。反省。
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議員任期についても意見交換がされたが、大勢は二町の望む方向を十分に斟酌しよう、というものであったが、在任特例を使うべきと言う意見と使うべきではない、という意見が交錯して一つにまとまるような状況ではなかった。
合併という大手術を乗り越えて、地方政治における民主主義をどう確立するか、というのは特に議会、議員の立場をどう考えるかということに収斂して重要な問題なのだが、一方では合併に対する市民の期待はとにかく行政改革なのだから、定数削減は当たり前で在任特例などすべきではない、と考えている市民も多いのであろう。
また周辺の自治体でも合併に当たっては議員の在任特例を使わない、という判断を示したところが多く、「在任特例は使わず、議員定数も抑えること」が市民に対する合併効果のアピールの一つの手段になっている、と言えなくもない。
しばしば政治にはパフォーマンス性が見られるので、民意を反映するための正論とぶつかるところも多いのだろう。
もう少し議論の行く末を見守りたい。
【ユージン訪問団壮行会】 8月21日からの第26次ユージン公式訪問団の壮行会が開かれた。
今回の訪問団は20人で編成されているが、団長は不肖この私。家族も連れて行くので地元からは16人の参加である。
ユージン友好協会の会長や、市長、議会副議長などから激励のお言葉をいただいたあとで、今回出席者の紹介と団長挨拶。
私からは「壮行会を催して頂いた事への感謝。数々の激励の言葉への感謝を述べた後で、今回の訪問団員の中には過去にもユージンを経験した人もいれば海外が全く初めてという方までいろいろですが、それぞれ見分を広めつつ友好発展という目標を果たしてきたい。過去のユージンへの訪問者の感想は『英語でのコミュニケーションに苦労した』というような英語に関するものが圧倒的に多いが、ユージンは全米で住みたい町堂々の2位というあこがれの町であると共に、自転車政策でも全米トップクラスということで、英語以上に一歩踏み込んだ見分を広めたいと思います。」
「家族も参加しますが、単身赴任生活の罪滅ぼしという性格と、子供達に若いうちに海外の思い出を与えてあげればそれはこれからの60年の生活に良い影響を与えるだろうと思って参加させてもらうことにしました。団長としては、友好と見分を広めること、そして何より安全に無事故で返ってくることが務めと心得ていますので、そのような決意をご披露してお礼の挨拶とさせて頂きます」…といった挨拶を行いました。
さあて、そろそろユージンの勉強を始めたいのだが、どうにも時間がない。まいったなあ。お金もまだ振り込んでいないぞ。
【時間がない!】 週末をイベントに取られたので家の中は悲惨な状況である。出張帰りの資料は散乱し、洗濯物も畳まれないまま放置され、ワイシャツはアイロンがかけられない。
日中も一分たりとも時間の余裕がない。どーにもならん!昼飯を食べながら打ち合わせて、それも途中で打ち切って午後の会議に出席。ひたすら時間に追われ続けている。
みんなお盆休みは取らないのかなあ。明日までは台風のような日が続くのである。
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