| 2003年06月27日(金) |
030627_新市の名称候補は… |
【遺族会会長の訪問】
遺族会会長が訪問してくる、というので、何事かと思っていたら、会長は「私は市内の神社総代会の会長もしているんですよ」とのこと。
そんなわけで、総代会の総会があるのだけれど、誰かから講話を受けようと思って、「今年は助役さんにお願いをしたいと思いまして、お願いに来ました」とのこと。
昨日も成滝の老人お楽しみ会で神様の話をしたばかりだったのだが、そのおかげで神様に呼ばれているのだろうか。
しかし、約100人以上もの神社総代の皆さんや神職の皆さんを前にして、となると、付け焼き刃のお話をしても仕方がありませんね。
私がどこでどうして神様と出会ったか、などといったことなどを中心にお話をしましょうか。
それにしても、またお話しすることを通じてたくさんの人と出会えそう。これもまさに神様のおかげである。イヤほんとに、しゃれでなくですよ。
【新市名称選定小委員会】
今日の午後のメインは、合併協議会のサブ機関である新市名称選定小委員会の開催である。
小委員会のメンバーは助役3人、議員3人、民間委員の全部で9人である。この小委員会の役割について事務局から説明を受ける。
この小委員会はここで新市の名称を決めるのではなくて、名称の候補を選ぶためのものである。そこでは、候補選定の方法、選定の基準などを議論して、その基準に従った名称の候補を数点選んで、これを30人協議会に諮り決定してもらう、ということになるのである。
冒頭で、この小委員会の委員長を互選によって選ばなくてはならず、図らずもこの私が委員長を仰せつかることとなった。続いての副委員長の選任には、私からの推薦で大東町の松本さんにお願いをすることとした。活発でスムースな議事運営に努めたいと思います。
最初にはこの小委員会の運営要領が説明され、会議は原則公開であることや、決定は基本的に全員一致とするが、やむを得ない場合は三分の二以上の賛成で決議をするものとすることなどが、合意された。
※ ※ ※ ※
さて、いよいよ議事進行である。始めに事務局から名称選定の方法が提案された。これには先進事例によると、「公募による場合」と「公募によらない場合」があると説明を受けた。公募であれば広く多くの方の意見を伺うことができるが、意見がバラバラになりやすい。また公募でなければ、選定をするのが委員会のメンバーと言うことになり責任も重くなるが、あるていど良識に従った名称候補が出ると思われる。
この二つの方法を議論したが、やはりここは「多くの住民の関心をもってもらうためにも、公募によるべきだ」という意見が圧倒的で、全員一致で公募による候補選定とすることと決した。
続いては公募の方法である。これも事務局からは�〇�務局ニュースに綴じ込みの料金後納葉書、��普通葉書、��ファックス、�ぅ瓠璽襪覆匹砲茲覬�募方法で、対象は一市二町の住民に限ることなく、広く募集をすることが提案された。
また、最終的に決定した名前を投票した方の中から、抽選で名付け親大賞一名、名付け親賞五名、参加賞10名を選び、賞品を差し上げたいという事も提案された。ただし、特にメールでの応募も可能とした場合、賞品ほしさの複数応募が横行して、名称を募集するという本来の趣旨にはずれる場合も予想されることから、今回は「一人一名称に限った応募とし、同一人物から複数の応募があった場合はその全てを向こうとすしたい」ということも提案された。
このあたりでは各委員からかなり意見百出。「参加賞10名は少ない、百名くらいでどうか」とか「賞品が当たりやすい名称を応募してもらうことが本来の目的ではないので、30名くらいで良いのでは」
「賞品は、地域の特産物や、地域の商品券としてはどうか」
「同一人物とはどう確認するのか？」
「（事務局）応募者は名前と住所をパソコンで管理するので、ソートを掛ければ同一人物が重なって分かる」
「そのことは、よほど徹底しないと、意図的でなくでも不注意で応募してしまう人がたくさん出る可能性がある」などなど…。
なかなか議論白熱で紛糾しそうだったのだが、さんざん意見を出し合った後で、結局大賞を10万円相当の旅行券、名付け親賞は1万円の図書券、参加賞は50人に二千円相当の図書券を差し上げることとして、一人一名称に限定するということが確認された。
次には最終的に名称候補を数点に絞るための基準を確認する作業。歴史性、地域の特性、親しみやすさ、知名度の向上などいくつかの基準が示され意見交換をした。
これについては、「旧漢字を新漢字に、など応募作品を直す可能性がある」ことや「応募作品に適当なものがなければ、委員会で選定することもあり得る」などという考えが示されて、「それでいいのかなあ」「それじゃあそのことを、応募要領に書いておかなくて良いのかな」などとということでまた議論に。
議論の末、「他にすでにある市の名前など、選定の対象にならず機械的にはねられてしまう条件は応募要領に書いておくように」ということで、あとは原案の通り了承された。
これらの確認事項は次回の30人協議会に報告および議案として出されて、確認してもらうことになる。
いずれにしても、人数が少ない委員会なので意見が言いやすいのか、いろんな意見が次々に出てくる。委員長として議論を裁くのがなかなか大変である。特に、最後の名称候補選定で絞り込みを行う段には激論も予想されそうである。
さてさて、このままのスケジュールでは名称の募集開始は八月の半ばくらいからである。住民の皆さんには、賞品が当たるかどうかは別として、新市に相応しい名前の候補を提案して欲しいものである。
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