掛川奮闘記

2003年04月01日(火) 030401_掛川登場一周年記念日

【今日も辞令交付式】
 今日も朝から辞令交付式を次々に行う。部長、課長級とえらい順番に、辞令が市長から手渡される。

 また消防署は消防庁から、教育委員会は教育庁からの辞令がそれぞれ手渡されて式はどんどん進んでゆく。

 最後に新規採用職員に対する採用と配置の辞令が手渡された。新規採用職員は、代表者による宣誓書が読み上げられる。

 「我々は主権が国民に存することを明記した日本国憲法を遵守し…、全体の奉仕者として…」という言葉を聞いて、いろいろと感じるところも多かった。

 市長からも「初心を忘れずに職務に精励して下さい」という訓辞が述べられた。

 今年の新規採用職員は、全体で450人の応募者があり、実際の受験者は280名のなかから選ばれた15人である。

 彼らの後ろには、わが市役所で働きたくて選ばれずに働くことができなかった人が少なからずいるわけで、そのことを思うと我が身に照らしても身が引き締まる思いである。

 私も初心を忘れずに、今年も仕事に励もう、と心に誓うのであった。


【公園美化感謝章贈呈式】
 公園で美化ボランティアに励んで下さっている方のうち、7名を選んで公園美化感謝章を贈呈する式が行われた。

 本当は、年度の初めから公園で管理や運営に力を発揮することを目的とする園長制度を作って、いくつかの公園で園長を任命しようという構想があったのである。

 ところが昨年一年かけて市議会議員8名による特別委員会で議論を重ねたものの、「園長制度を作りたい」という当局側の意向は、議員さん達にはどうも受けが悪くて、「公園に園長を作ると、今まで公園管理をしていた区長の立場がなくなる」とか「園長と言っても小遣いさんになってしまうのではないか」という理由で、園長制度については理解が得られなかったのである。

 それでも議論の中でも「ボランティアを行ってくれている人たちに対する尊敬と憲章の気持ちを表すことが大事である」という点では当局と特別委員会の意見は一致していたので、それらを美化感謝章を贈るという形で行うこととしたものである。

 今回は公園管理を長年行って下さっている方7名を地区から推薦して頂いて、それらの方達に感謝章(感謝状ではない)と管理して下さっている公園名の印刷されたジャンパーと帽子が贈られた。

 なかには「こんな高いものより軍手をいただければ十分です」という女性もいたが、皆さん嬉しそうに受け取って頂いた。

 皆さんに感想を求めると、唯一の女性は「私のところの公園には保育園の子供達が利用してくれて、帰るときには『公園ちゃん、ありがとう』と言って帰るんです。それを聞くと『また頑張ろう』と思うんですよ」と教えてくれた。

 「公園ちゃんか、面白いね」と市長もご機嫌であった。

 ボランティアをして下さっている方に対して褒める、感謝するという姿勢をもっと強く見せることが重要である。


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こままさ