日々の思い

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わんこの留守番
2007年10月17日(水)

先週は札幌から旭川と息子のところと、その息子とともに友人のところを訪ね楽しい時間をすごしてきた。

完璧にタイムスリップして子供たちがすばらしい時代を生きた幼児期にみんなですっぽりと入り込んで20年もの空白をあっという間に飛び越えてしまった。
ドラえもんの世界はここにあると本気で信じられる時間だった。


ただ、その中にあって心配事がひとつ。
我が愛犬は実家の母のところに預けていたが、少し前に痛めた肉球が完全に回復していなかったのだ。

はじめ、痛めていることに気がつかず、また足の指をなめる癖が始まったと思っていた。
そんなある日、旅行まで2週間あまりの頃散歩中に前足をかばうようなしぐさをして私の顔を見た。
なんとなく歩きたくなさそうだ。
でも、ちょっとすると何でもなさそうにまた歩き始めた。
家に帰ってから、足を洗いよく見てみると肉球が大きく腫れていた。
大変だ、旅行にいけなくなるぞと病院に連れて行くと、肉球と肉球の間が切り傷かあるいは石が刺さったか明らかにほかのところとは違っていた。
そこで、抗生物質の飲み薬を飲むことになったのだが・・・・


その飲み薬がよほど嫌いなにおいらしく徹底的に嫌がるためにあれこれ手を尽くして好きなチーズを巻いたり、肉で巻いたりして無理やり薬を飲ませた。
その上、肉球を必死で舐めようとするためにエリザベスカラーをつけたり、足に靴下を履かせたり・・
その結果、ご飯を食べようとしなくなった。

そんな状態のわんこを預けていくのは忍びなかったが、
まあ、特別に美味しいものは食べるので、多分大丈夫だろうと母に預けていったのだ。

想像通り、わんこはすっかりお姫様のように大事にされて母の布団で寝起きしていた。
最初の日は飼い主の戻ってくるのを玄関先に座って待ち続けたそうだけどそのうちに母の家での暮らしを楽しむようになっていった。好きなだけ散歩をし、疲れたら抱っこされて、広い部屋の中では走り回っていた。
でも、ショックは大きかったようで足の傷はほとんど治ったのに、食欲だけは戻らなかった。

私が迎えに行くと、もう大喜び。けど、はっきりとわかるくらい「痩せていた」
片時も側を離れなくなり、

母曰く
”もう〜〜飼い主が戻ってきたら、私のほうを見向きもしない”
”あんたたちの車に乗ったときのラナの顔はいかにもほっとしとったね”
だそうだ。

そして、やっと昨日から普通の生活に戻り、ご飯も何回にも分けてだけど食べるようになった。
ああ、よかった。
冬毛が生えてくる頃にはもう少し、食べるようになるだろう。



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