小池大臣と防衛次官のバトルが新聞でも華々しくドキュメント風に書いてある。 今の内閣は私のようなおばさんから見ても形だけの、まさに壊れようとしている砂上の楼閣だ。 何とか、取り繕うとしても次から次にほころびが現れる。 陶芸の土をいい加減に練って紐をつんだときや、 タタラで伸ばしたときにつぶしてもつぶして現れる空気のようなものだ。 どこにでも潜んでいて折りあらば顔を出そうと膨らんでいる。 その空気たるや、ごまかそうとすればするほど潜みながら大きく膨らんで終いにはせっかく積み上げて、 何とか成型した作品が破裂してしまうことになる。 側から見ていて、それ今だと乗り込んだ側にも自我だけが目立って、 肝心なものはなにも解決できない。 今の時代、テレビや新聞は、そんないろいろを自分たちの好きな部分だけを切り取って次から次にシャワーのように流している。 あまりの暑さにこもりっきりで、テレビのリモコンにばかり手を伸ばしてしまってるが、 浴びすぎたシャワーからは結局疲れだけしか得られなかった。 ”白い恋人”よ、お前もか? 大好きなお菓子で、北海道のお土産の中でも絶対に喜ばれる保証つきだったのに。 今のコマーシャルは知らないが、 電車は出て行く、私は残る。 そこで ”白い恋人〜”のメロディーが・・・ そのシ〜ンが20年以上もたった今でもしっかりと脳裏に焼きついているというのに。 せめての憩いにふるさとの風景
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