日々の思い

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もう一度夢のはなし
2007年08月09日(木)

最近良く夢を見る。

ある日、母が妹と二人でやってきた。

季節は夏の初め、でも、暑い日ではなく肌寒い日だった。
突然やってきた母はなぜか裸足だった。

「どうして靴も履かないで来たの、早くこれを履いて」
と実際には我が家にはないはずの突っかけサンダルを差し出していた。



次の夢は
親類の人たちがなぜか沢山我が家に来ていた。
一晩過ごしたあとは皆がそれぞれ出かけると言う。
”それじゃ私は今日は家に残ることにするよ”
といってると一人のおばさんが
”私も残ることにするよ”というので、
それじゃ二人でゆっくりしようとほかの人を送り出した。

そうしてると残ったおばさんが
”実は、私ショッパーズに言ったことがないから一度行きたいと思ってるのよ”という。
”そう?じゃ私、今日は特に予定ないから連れて行ってあげるよ”

そう答えながら、首をひねる。

このおばさん、もう20年以上も前になくなってる人なのに、と。



そして、今朝方の夢

小学校から高校まで一緒だった友人のお母さんが瀕死の重病で、私も看病に来ていた。
でも、医師はもうすっかり見放しているのでそこにはいない。
何か、怪しげなものを煮詰めてこれが一番効くのだよとおばあさんがせんじ薬のようなものを作っていて
どろどろに煮詰めたものを少しずつ口に入れてやる。

そうやって、頑張ってきたのだけど、もうだめかもしれないと言う。
そして、私に言うのだ。
”さあ、今夜は彼女とあなたでしっかり看病しなさい。そのときはこの着物を着るんだよ”
と、何か浴衣のようなものと帯を渡される。

それを着ようとするのだけどなぜかうまく着れない。
急げば急ぐほどうまく行かない。
やっと準備をして側に行く。

だけど、また心の声が囁く。

”彼女のお母さんはとうに亡くなっている筈なのに”

そうなのだ。彼女のお母さんはもう40年も前に40歳の若さでなくなったのだ。


一体なぜ、こうも続けて死んだ人が夢に出てくるんだろう。
お盆が近いからって訳でもないと思うのだけど。

このところ、小川洋子さんの「沈黙博物館」に入り込んでしまってるので、
生きてる人と死んでる人が溶け合えるような場所に私まで入り込んでしまってるのだろうか・・・





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