夏休みに子供に本物を経験させようと言う企画が今ブームらしい。 そこで、ホテルでは宿泊客を対象にした企画で 子供たちがホテルマンになって自分の両親にサービスをするというのがあった。 まず最初に子供サイズの本物のドアマンの制服でお客様(両親)を迎える。 次にベッドメーキング。 男の子は緊張した面持ちでピローを両手指でピンとさせてささげ持ちベッドに置く。 そして次にシェフの制服を着て、オムレツを焼く。 食卓テーブルに簡易型のガスコンロを載せて、そこでフライパンを器用にゆすりながらふわふわオムレツを作るのだ。もちろんすぐ後ろからシェフの手が常に伸びているのだが。 焼きあがったオムレツを食べる両親の目はもちろん潤みがち。 美味しいといわれて、ほっとした子供の顔は幸せに満ちていた。 造られた本物で、お金がある人たちの幸せのような気がするのは ある種の妬みかも(笑) 今の時代。 本物を経験させると言っても、させかたが違うんだな。 海遊びでも 実際に海に行って貝殻を拾って、遊ぶと言うのではなく、 遊園地や水族館にそれらしい場所を作ってあってそこで本物(海)の貝殻や小石や、ヤドカリなどを捕まえるのだ。 たしかにこの方法だと危険を伴わないと言う利点?はあるけど。 楽しい夏休み。 始まったばかりと思っていたら、もうお盆、宿題に追われつつ進む後半ももう目の前だな。
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