めったに見せない笑顔を興奮気味で見せた。 素直な笑顔がすばらしい。 政治家の記者会見や、不祥事が発覚した官庁や会社の会見を聞いていてよく思うのだけど、”「・・・を」する”という表現がよく出てくる。 たとえば 「お願いをしました」 「訂正をいたしました」 とかの、「を」 だ。 妙に耳障りでそして頭の中のどこかにひっかかる言葉をつなぐ「を」 「を」が、はいることで、文節が長くなって難しい表現になるし、入れなければならない言葉ではない。かえってないほうがこちらには、わかりやすい。 そんなことを考えながら、テレビを眺めていると、字幕には「を」のない表現がされている。 やっぱり、「を」を入れるのは、間違った表現方法なのか。 なんて、一人で納得していたら、偶然、新聞にそれについて書いたエッセイを見つけた。 ”7月3日の読売新聞に「余計な「を」にご用心” 鳩山さんの「解明をする」「表明をする」は、正しくは「解明する」「表明する」なのだと。 鳩山さんや、菅さん、それに一番気になるのは安部さん。 よく「説明を申し上げた」なんて表現をされる。 政治家は、聞いている人々に向かって、わかりやすく簡潔な表現をすることが一番大切だと思うのだけど より難しい言葉でわかりづらい説明をすることが身上だと信じているのだろうか? そうして、耳障りで変だなあと感じてる間にさっさと「お詫びを申し上げて」会見を済ませているのかも知れない。
|