ドラマは、現代をそのまま書き写したような、鋭く、息詰まる展開。 「お金儲けは悪いことですか?」と問う言葉。 現在3回を終わったところだが、はじめっからあまりのインパクトの強さに圧倒される。 最近気になるドラマNHK土曜ドラマ ハゲタカ のエンディングテーマ。 メロディーに妙に惹かれて誰の曲かなと気をつけて見ていると、 ”詩”のところに”エミリ・ブロンテ”とあった。 英語での詩に意味を汲み取れない私は 「え、エミリ・ブロンテて、まさか嵐が丘?同じ名前でペンネームを使ってる人が人がいるの?」 と、たまたま居合わせた息子に聞く。 息子は「???」と、その名前には何の反応もなかった。 ちょっと気になった私、番組のホームページを調べてみると、あの”エミリ・ブロンテ”の作品 彼女が23歳のときに書いた詩「Riches I hold in light esteem」とある。 導入時のお金を拾う子供たち、 ドラマのエンディングに流れるエミリブロンテの詩、 主演の柴田恭平が、収録の途中で体調を崩しそれでも、最後までやり遂げたといわくつきのドラマでもあるのだが、若い頃、スマートでかっこよかった彼が今、この年齢になって体中から苦悩をにじませて演じている姿が現在の日本を象徴しているようでとても心惹かれるドラマである。 見終わってから原作を読んで見るのもいいのかも。
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