日々の思い

ひばり【MAIL

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震災の記憶
2001年01月27日(土)

昨日、阪神大震災の特集番組を見ていた。
母親と二人で、閉じこめられ、自分だけが助かった少女が、今は21歳。
岡山の大学に通っている。
母親の代わりに自分が死んだ方が、
世の中のためになったのではないかと言う思いを、
ずっと引きずって生きていた。
このままだと、この子は、生きていけないのではないかと、胸がつぶれる思いがした。
が・・・特集の最後に、彼女は神戸に帰っていった。
父親と一緒に暮らすという。その顔は、吹っ切れたように見えた。
きっと、彼女は、母親の分まで生きていくだろう。
親類に、震災にあった人がいる。
マンションが、崩壊したが、家族は無事で、喜び合ったのだが、
それもつかの間、その数ヶ月後、震災とは、何の関係もなく
ご主人は癌でなくなった。まだ30代前半。
残された彼女には、生まれたばかりの子供と、幼いその姉、
どんなにかつらかっただろう。
そのときの、赤ちゃんが、もう小学校にはいることになる。





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