今日始めて、舞台を見た。 川端康成原作「雪国」 十朱幸代主演 福岡にある博多座で公演があり、博多座の見物を兼ねて友達と出かけた。 一ヶ月も前から、お弁当はどこのを食べようか、 洋服は何を着ようかと、あんまり私らしくない(笑) 期待のもち方で、とにかく、すっかり舞い上がり状態で出かけていった。 一番良い席が取れなかったので、2階の、一ランク下の席、 それでもすっかり満足して帰ってきた。 お弁当はマツタケ入りの、川扇弁当。 とってもおいしいし・・舞台の背景の美しさに驚いた。 雪の舞う中にたたずむ駒子の美しさ。 姉さん芸者菊勇が町を出るときの悲しみ。 川端文学の悲しく美しい女心。すっかり堪能した。 舞台の早変わりなど、すべてに心奪われてとても楽しい一日だった。
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