店主雑感
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2002年07月16日(火) 民族主義

 日韓共催のW杯も何とか無事に終了した。
 まずは、日本代表チームの快挙を素直によ
ろこびたい。

 一方、いくつかの試合の判定をめぐって、
記念すべきアジア初開催、決勝リーグ進出、
にも関わらず、若干後味の悪さが残ったこと
も否めない。

 問題は偶然重なったミスジャッジには見え
ず、明らかに不公正な判定に見えるてんであ
る。

 世界中どこへ行っても自らの民族の優秀性、
優越性を言わない国家はない。
 そして、その内容も大凡は共通している。
 世界のどの民族よりも美しく、廉潔で、強
い血が流れており、勇敢で、名誉を重んじ、
恥を知り、義に勇む、と大抵は言う。
 
 もし、ぜひともそれを証明したいのであれ
ば、問題は勝敗結果より、むしろその戦い方
にある、と思わねばならない。

 国によって、その競技の歴史や環境は様々
であり、現時点での成績が絶対、ということ
では決してない。

 その意味では、W杯出場二回目にして、決
勝リーグ進出を果たした日本チームは、充分
立派に強さと勇敢さを証明した、と言える。

 あとは日本民族が本当に、廉潔で、名誉を
重んじ、恥を知り、義に勇む民族である、と
証明できるかどうかである。


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