結婚と不倫と離婚の間
蒲公英



 何でも話せる人

今日は朝からもう何通もメールを送っている。

こちらは思い付くまま使いなれたパソコンのキーボードをたたいて、一息ついたところで送信する。
それを彼は携帯の小さいディスプレイで読み、小さいダイヤルボタンを何度も押して返事を書く。
私が送りつけるメールに追い付くはずがない。
引っ切り無しに送りつけられてくるメールにいい加減うんざり顔になっているかも、と思うけど、私は送りつづける。伝えたい事を全部書き尽くすまで送りつづける。

「今、ちょっと忙しいから、後でじっくり読むね、ありがとう」と何通めかのレスが届く。
それでも私は書きつづけ、全部を書ききったので、
「これで全部よ^^ 後でゆっくり読んでね♪」と最後のメールを送る。

私はいつでも彼に対して言いたい事が言えないと言う事はない。
今は言えない、とタイミングを待たされる事はあるが、絶対言えない事は何もない。
私の思った事は全て言って良い。
彼は私の思った事を全て聞きたがってくれる。

本当に掛け替えのない存在だ。

だから、私も、彼にとって、いつでも、いつまでもそんな存在でいたいと思う。




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2002年09月14日(土)
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