□■ あたしのお教室 ■□
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2004年08月17日(火) |
雷、だれが連れてきた? |
はい、こんにちは。
14日、祭りの朝、あたしは焼きそばつくりに参加しない旨を、ほかのメンバー二人に伝えに行った。
一人の方Mさんは、以前に婦人会の班長をしていた人だ。 それなりの発言力を持っている人である。 こいつは手ごわいと思いながらも、黙って欠席するのは、ポリシーに反するので、話をしにいったのだった。
「Mさん、今回のあたしと班長のトラブルをご存知ですか?」
「ええ。。。聞いてます。副班長から・」
「申し訳ないのですが、婦人会活動から身を引かせていただきます。 今回の夏祭りも、あたくしが抜けると、どんなに大変かわかっておりますが、ここで引き下がるわけにはいかんのです。」
「今回のことは、班長が間違ってると思います。 小春さんのおっしゃるとおりだと思いますわ。 ただね、小春さん。この婦人会は、たぶん11月でなくなると思います。 ここは市になるでしょ。たぶん、そのときが、潮時だと思うの。」
「え???そうなんですか。初耳です。」
「そのことについては、ちきんと会議をもつべきやと思うの。」
「えっ。そういう機会をもってくださると約束してもらえるなら、退会はしばらく見合わせます。」
「小春さんはきちんと物を言える人やから。会議でしっかり発言して欲しいのやけど。 今、騒動を起こして、ずっと村の人を敵に回すより、自然消滅を待ったほうが得策だと思うのだけど。」
うーん、村を敵にまわしたってかまわんのだけど。。
「わかりました。会議を設けてくださるというのなら、お言葉に従いますわ。 それから、今回の焼きそばつくりなんですけど。。」
「小春さんも準備にきたら、嫌な思いをするやろさかい、販売の時にちょっとだけ顔だしてもろたらええよ。それだけでもありがたいんやさかい。」
「わかりました。そこまで気を使っていただいていかないわけには行きません。。。。」
そういうわけで、あたしは、焼きそば販売に行くことになったのだった。
6時になった。小雨になった。かさをさしてお宮に行った。
参加するのなら、機嫌の悪い顔をするのはやめておこうとおもいつつも、班長がそばに来ると、顔がひきつる。相手もそうみたいだ。
あぁ、早くおわらんかなぁと思っていたら。。。
西の空が急に真っ暗になった。
ごろごろごろ〜〜〜〜。雷雨だ〜〜〜。
うほほ、みんな心の中では、小春さんが雷を連れてきた、と思っているのがはっきりわかるんだけど、誰も怖くて言わない。
それから、2時間、雨は途切れることなく降って、お祭りは中止になりましたとさ。
80食分ある焼きそばを、ひーひー言いながら焼いて詰めて、あちこちの家に宅配して、帰宅は11時になりました。
あ〜〜〜、やっぱりしんどいっ。
・・・結論をいえば、あたしは、主張を曲げたわけだけど、「しんどくて逃げた」と言われるのは、すっごくいやだし。 今回のあたしのレジスタンスは、きっと、婦人会の存在意義を改めて問い直す良い機会になると信じてる。
20220
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