□■ あたしのお教室 ■□
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2003年08月25日(月) |
媚薬、もとい、農薬散布。 |
はい、こんにちは。
昨日は、日曜日だったが、別段家族の行事もなかったので、午前中仕事をした。 ところが頭痛がひどくなって、途中で、くらくらしてきた。 お茶休憩をとって少し休んだら復活した。
前日、じじばばが、「明日、夕方、農薬散布するさかいに、T(おっとっと)に ちょっと早く帰って来てくれるようにゆうて。」と言って来た。
なんで直接いわんのだ。いつもあたしを通して頼んでくるんだ。
おっとっとに言うと、明日は出張がはいっていて、その上、そこで司会を せねばならんので、抜けられんということだった。
じじに電話すると、非常に困った声で「そうかぁ」と。。
しうとめは腰が痛くて、長距離あるくことはできんし、、、 あたしが「しましょうか」って言うのを待っているのがありあり。。 ここで知らん顔するのはあまりに薄情もんだよなぁ。。。 しかたないなぁ。。
「あたしにできることなら、しますけど。」というと 「やってくれてけ?」とじじ、うれしそう。
農薬散布は非常に危険な作業なんだよな。 完全防備していないと、体のどこかから農薬がはいってくるし。 しうとめが毎年、冬になるとずっと咳き込むのは、この散布を 長年やってきているからだろうなぁと思う。
さて、当日午前の仕事を終えて、少し横になる。 昼飯をつくらねばと思っていたが、眠りこけてしまっていた。 慌てておきたら、もう3時。 頭痛は全然よくならない。 とりあえず、街まで出かけて、頓服を買ってきて飲もうと思って車をだした。 目の焦点が定まらず、どうもこうも調子が悪い。
やっとこさ帰宅して、クスリを飲み、完全防備して、目だけでるようにした。 畑にいくと、じじが待ち構えていた。 専用の針金入りマスクを着用。鼻の部分から農薬が入らないように工夫してある。
長いホースを畑の両端に渡し、端から端までゆっくりと散布していく。 ホースに穴がたくさんあいていて、そこから農薬が落ちるという仕組み。
方向転換する際に、穴を上に向けてしまったため、農薬をば〜〜〜と あびてしまった。はぁ。。。
小一時間ほどで終わり。
帰宅して、すぐシャワー。 洗濯物は別にした。 他のものにまでクスリがついてしまうためだ。
やはり案の定頭痛は治らず。。 お寿司を買っていて良かった。 そのまま横になると動けなくなった。
元気なときなら、農作業は辛くはないのだけど、しんどいときは、ほんとに しんどい。 まして自分の親ならば体の不調を訴えることもできるけど。 でも、訴えたところで、頭痛と腰痛を比べたら、頭痛のほうがずっと軽いもんな。 どっちにしろ、あたしがする運命なんだな、これが。。
じじばばは「あんたに助けてもろたね。」と言っていたが、あたししかないというのが事実。
むすこっち達にはさせられないもんな。
農薬は劇薬だし、これから子孫を残す人には、使わせるわけにはいかんし。
◆◆◆
昨日、マサヨンとこで、環境問題について、かなり考えた。 そこで、こんなサイトに出会った。 以前から存在は知っていたのだけど。
うちの農薬は農協から指導されるままに使っているものなんだが、果たして大丈夫なんだろうか。
農家が環境を守り、自分達の身を守るために必死で考え出したアイガモ農法が、 なんで、農薬指定をうけなあかんねん。 農家は命かけてんねんから、ほんとに毒性のあるものを、きちんと表示してよ!
自分が散布する立場になって初めて感じる怒りやったなぁ。。。
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