□■ あたしのお教室 ■□
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2003年08月24日(日) 白球を追え!

はい、こんにちは。

夕方、携帯がなった。
近くの中学で試合をしているおっとっとから。
「そろそろ決勝だから、見にくるか?」と。

久々の中学。
弟くんが卒業してから、半年ほどだけど、懐かしくて、校門を入るのに
ちょっと勇気がいったなぁ。

体育館に入る。空気がむ〜〜〜〜っとして酸欠になりそう。
こんな中、生徒ちゃんも顧問の先生も、よく一日中いられるよなぁ。
それだけでも感心、感心。

二階の観覧席にあがる。
おー、おっとっとのチームの親御さんがチームを組んで応援してる。

こそっと端っこのほうで見ていたが、気づかれてしまう。
みなさんに呼ばれて、そちらの集団に移動。


対戦相手は、会場になっている中学。
そう、むすこっちたちがこないだまで行っていたとこ。
敵のチームの親御さんもチームを組んで応援していた。
うは、顔見知りがいっぱい。お教室の生徒ちゃんの親御さんもいるぞ。

うーん、立場上、どっちを応援したもんか。。
いや、やっぱりおっとっとのチームだよなぁ。なんか複雑。笑。

結局、おっとっとのチームが優勝。

しっかしね、相手チームもすごくパワーアップしていたわ。
去年みたときと大違い。
なんせ、部員6人。(2年生のみで、1年生の部員はいない。)
一人でも欠けると試合に出られないわけだ。
そのせいかチームワークが抜群で、気合がすごいのね。
粘る、粘る。おっとっとのチームがやばい時もあったりして。

このあたりは人口が減る一方で、子供の数も減少の一途を辿っているわけ。
存続が危ぶまれる部活もあったりして。
嘆かわしい限りだわね。

こどもたちを見ていたら、やっぱり、仲間作りって大事だなと思った。
こないだから犯罪を犯している少年達は、特別親しい友達もいないし、
部活にも入らない、家に帰っても親がいない。
夜のゲーセンでしか自分の落ち着ける空間をみつけられない。
そういう境遇の子たちだったわね。。

スポーツでなくてもいい。家庭以外に帰属できる集団があったらいいよね。
みんなで泣いたり笑ったり、傷つけあったりしながら、社会にでるトレーニングをしなければね。

試合をみているとね、ちょっとばかし明るい気持ちになれるわね。

その元気さ、素直さをいつまでも忘れずにね。

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小春せんせ |MAIL