□■ あたしのお教室 ■□
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はい、こんにちは。
マムシ騒動の詳細が分かったので記録しておく。
隣のだんなさま、夜村の会合が早く終わったため、家に帰り、 家の前の花畑で花の手入れをしようとしていた。 暗かったので、手探りでやっていたらしい。 そこをがぶりとやられたんだと。左足のふくらはぎ。 「ちくしょー」と思って、小屋にいって鍬をもって、マムシを退治したと。 マムシは絶命。
家に帰ると足がしびれてきた。それで太腿をぎゅっとしばりそのまま数分おいていたら、 だんだん心臓がどきどきして、気が遠くなりかけた。 嫁が慌てて救急車を呼んだ。
集中治療室で二日間を過ごし一般病棟へ。 なんと、そこに老婆が3人いて、みな、マムシにやられた人ばっかりだったんだと。 ただ、血清を使う治療をしたのはその人だけ。
で今日で1週間になるけど、まだ退院できないらしい。
しうとめ:「お医者にハメに噛まれた、といったら、どうして亀がいるんですか? すっぽんですか?といわれたらしいで。都会のお医者はマムシのことをハメというのを知らんのだな。わはは。」
あたしはちょっと笑えなかったな。
しうとめから「夜は出歩かないほうがええ」と言われた。
んなもん、言われなくても夜、外なんか出歩かないわよ。 だって、街灯なんてひとつもないんだもん。真っ暗よ。 マムシだけじゃなく、もっとすごい獣いるんだもん。
とりあえず、マムシのご報告でした。
もしかしたら、続編書くかも。
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