□■ あたしのお教室 ■□
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はい、こんにちは。
今日は、留学の親子面接。 夕べはバレーの顧問仲間と飲み会だったおっとっとは明け方ごろご帰還。 今日は大事な日だから、半日でも休みを取って欲しいなぁというと 練習試合を組んでいたのだが、もう一人の顧問に頼もうってことでいっしょに行くことになった。
学校に着いた。教室で面接の時間を待っていると、同じクラスの女子がお母さんといっしょに来た。
「うわ、Kくんとこ、お父さんもきてるわ。うちも飾りだけでもつれてきたら良かったわ〜。」
あはは、父親ってどこでもそんな存在なの? 皆で爆笑。
時間がきて、部屋にはいると、とても優しそうな初老の男性が座っておられた。
面接は1時間。 子供に対して、約20問ほどの日本語の質問と10問ほどの英語の質問。 ヤツめは前日から極度の緊張で寝不足。かーなり心配しておったのだが どこからそんなセリフがでてくるんだろうというぐらい、優等生の受け答えをしておったぞ。 それって、ほんとにキミの事?と思うような。(笑) 親に対しては10問ほどの質問。 ホストファミリーのことでかなり鋭い質問があったが、なんとか、こっちも優等生的返答で乗り切れたかな。
面接官がとてもよい話をいくつかしてくれた。
「ホストファミリーが洗濯物を別々にすると言ったら、それはキミのプライバシーを尊重してくれてるということなんだよ。 そのうち、家族として気持ちが通じてきたら、いっしょにしようときっと言ってくれるから、その時は快く受け入れること。」
「分からない言葉があったら、I don’t know ではだめだよ。 それから先が続かないから。 What does it mean?て言い回しを覚えておくこと。 何回聞いてもいんだから、くらいついていきなさい。」
「日本の料理をいくつか覚えていくこと。 魚が三枚におろせる、とかうなぎがさばけるなんてことはすごく受けるんだよ。率先して特技を披露すること。」
「ホストファミリーが家族のことを聞いてきたら具体的に説明すること。 彼らはキミがどんな家庭で育ってきたのかをとても知りたがるから。 そこから家族同士のお付き合いが始まることも多いのだから」
「病気をしたら、自分で治す努力をすること。 熱を測る。クスリを飲む。そいういうことを全部自分でやるんだよ。」
いちいち神妙に聞いていたやつ。
最期に「それじゃ、元気でいっておいで。キミはやんちゃそうやし、きっと楽しいことのほうが多いからね!」と。 うは、しっかり見抜かれてるやん。 留学に関して暗い話しか聞くことがなかったやつが、急に元気になった。 「やっぱり、長いこと生きている人の言うことは重みがあるよな。 オレのことをちゃんと一人前に見てくれてるし。 えらそーに言わんし。 あー、いい面接やったー。」と。
はぁ、またひとつ終わった。 今日は、少しお気楽気分で、カルピス酎ハイなどいただきましたわ(笑)
ヤツのために情報提供してくださった、みえしゃん 全部、出たよ〜。 英語の面接対策の相談に乗ってくれた小鬼大王さま。 この場を借りてお礼を言いたいです。 「ありがとう!」
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