母の影響か、わたしは絵本作家やイラストレーターを知っているほうらしい。 (それでも偏りがあって、詳しいわけではないのだけれど) というか、それは至極当然のことだと思っていた。 知っていることが。 だから他人ももちろん知っているのだ、と思い込んでいた。 それは間違いだった。
ひらいたかこ・いわむらかずお・黒井健・たむらしげる・池田あきこ・ ますむらひろし・永田萌・和田誠・奈良美智 etc.‥‥(敬称略)
アランジアロンゾや100%ORANGEは、まだ新しいほうかもしれない。 村上隆はどうなのだろう。新しいひとなのか?
わたしがショックだったのは、五味太郎を知らないひとがいたということ。 きっと、絵自体を見ればわかるのかもしれないけれど。 怪訝な顔で「ゴミ?」と聞き返されたのが少しショックだったのだ。
母は絵を描くのが好きらしい。というか、好きだと思う。 本当は、水彩画の教室に通いたいと思っている。(でも行動に移すまでの情熱がない) スケッチブックが増えているような気がする。 こっそりと絵を描いているようだ。 (スケッチブックの中身を覗くような野暮な事はしていない)
少し前に、「父親が糸井重里で祖父が谷川俊太郎だったら良かったのに」 とぼやいたら、母に 「それで文才がなかったらみじめでしょ」とため息をつかれた。 ああ、そういえばそうだなあ。 わたしは単に、面白い文章に囲まれて育ちたいなあと思っただけだったのだけれど。 この血筋になったとして、全く血を受け継がなかったとしたら確かにみじめだ。
そういえば、母は文系で父は理系だ。 しかし、そのどちらも受け継いではいないなあ。
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