くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2002年10月01日(火) 脳天直撃

橡の果が、林の中で音をたてて落ちる季節、
教室の窓から見える碧空は輝くばかりだ。
市街を見おろす緩やかな斜面に建てられた学校は、
落葉を焚く烟と、その焔の中ではぜる木の果の音とで、
授業中の生徒たちの気をそぞろにする。


うはー。風呂上りです。
今日は閉店までのお仕事だったのですが、
外は物凄いことになってました。
「戦後最大級の台風」だとか、「帰れなくなる」だとか言われましたが
外の状況を見ていないのでは実感湧きません。
それに「夜は台風のせいで客が来なくなるだろう」とか言われてたのに、
全然でした。
寧ろ多いような気さえしました。
しかも出産内祝いだとかでギフトの注文は来るし。
こんな日にわざわざ来なくたって・・・。

帰りは予想通り濡れねずみでした。
ここまで豪快に降られると、濡れてもかえって気持ちが良いものです。
うちに帰ってびしょびしょのまま
ズルズルと床を水浸しにしながら家にあがったら、怒られました。
案の定、そのまま風呂場行きの令が出されて、
一風呂浴びてきても時間はまだ22:00を少し過ぎたくらいです。
やっぱり職場と家が近いのは良いものです。
今日一緒の勤務のひとの安否が気遣われます。
きっとわたしがのんびり湯船に漬かってるときも、
一生懸命家路を辿っていたのだと思います。
少し罪悪感。

でももう雨止んでるんですね。
と思う22:30の頃。
なんだか、早く帰る仕度をするよりも、
少し職場に留まっていた方が良かったのでは、と思います。



今朝方、前の職場で大好きだったおばあちゃんが亡くなりました。
という旨のメールを昼間に友達から頂き、泣きそうになりました。
わたし、彼女の担当だったし、尚更です。
今夜が通夜だろうから、告別式は明日か明後日かしら。
明日の新聞は見逃せないです。おくやみ。


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