博多の交通センターで映画「エイプリルの七面鳥」を見てきました。ひちめんちょうではなくしちめんちょうじゃないと変換しないんですね。関係ないけれど ママが余命いくばくもなくなっちゃったんで、ほとんど勘当状態に仲悪かった娘ががんばって復活祭のごちそうをつくりますぞ!という話。
泣けた。映画館でこんなに泣けたのは年齢が二桁になってからは初めてではなかろうか。 仲悪いというよりも、出来が悪い娘で期待を裏切ってばかりだったので親のほうが愛想尽かしたというか。エイプリル的にはママ大好きなんだよ!わかってあげて、ママ〜という感じで。しかも妹がエイプリル=はみっ子の公式が染み付いててことごとくエイプリル無視の方向へ持っていこうとするのがまた、いかに普段から母親がエイプリルを排除してるかってことだよなーと。 「私がガンになったのも、あの子のせいよ!」と叫んだ瞬間、大河「新撰組!」の最後の方に近藤さんが「切腹だぞ!」と叫んだときくらい取り返しがつかない感がして悲しかった。エイプリルのためではなくてお母さんのために。
でも、借りたバイクで走り出さなければ鈍ってしまう程度の決心だったにしても、とりあえずハッピーエンドで良かった。
こういう映画とか見ると息子って可愛いよな、と思う。
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