2004年10月28日(木) |
スウィング・ガールズ |
ジャズバンドを組んだ黒一点の男子高生と女子高生の話。 ウォーターボーイズと流れは大体同じなんだけど、いまいち盛り上がりというか起伏にかける気がしたのはキャラが薄いせいじゃあるまいか。 全員がサブキャラというか。地味グループと派手グループの格差をもっと出して欲しかった。 そして、時間がないわ!とばかりに途中参加で即、曲を奏でる追加人員。 ウォーターボーイズでさえ、いまさら間に合うんかこいつら的タイミングながらも練習シーンあったのに、スムーズさ三割増。まあ考えたら負けなご都合主義は嫌いじゃないけども。 なんか一条ゆかりの「デザイナー」(漫画)の文庫版解説思い出しちゃった。少女はせっかちである。というやつ。
見せ場の演奏シーンが良かったです。ちょっと足踏ん張ってて。 途中で一体1チームで何曲吹くつもりだ、と心配になったりしたけれど、なんだかジャズを始めたくなりましたよ。メイク・ハー・マインがかなり耳に残る。 数年前からサックス欲しい欲しい言ってて、高いよねーと言ってたんですがあらためて吹奏楽器を検索してみたら、やっぱりサキソフォンが頭抜けて高かった。 つか、なんだってこんなに管とかボタンがいっぱいついてんだろ。 アイテムとしてはすごく美しいし好きなんだけども和楽器のシンプルさに比べてとっつきにくいというか。 トロンボーンのシンプルさに惹かれるわぁ。ウワサによれば音階が不安定だから音痴になるらしいけど。
とりあえず、一人一人に裏設定があるところが良いと思う。
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