雑  感  徒  然 
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本のデザインー!!
2003年10月02日(木)

私は、なんにもないところからなにかを生み出せるような天才ではないから(無論)勉強をします。
小市民だからね、「天才」になりたかったよな〜とは思うけどさ(笑)
それは今さらどーしよーもないので、多少は努力しようかと(笑)
んで、装丁の本をよく見てます。最近は……。
友達に「いつもこってるねー」と誉めていただくので、正直嬉しいですけど。照れるし。
けど、実体は自分では「甘ーい!」と思ってるんだよね。
なんかもっとやりたいんだけれども、時間は許さないし(これは、単に製本にまわす時間まで原稿に費やしちゃっているだーけー。もっと早よから原稿やればいい話ー)
だから、甘いー!とおもってんだー。

喝ッ!!

でま、とにかく装丁・デザインの本を読んで、「いいなぁ〜これ〜」と思ったものをお手本にしてみる……。
今回の新刊は「和綴じ」という話になってますが、それは「綴じ方」の問題で、デザインのことではないから。
デザインは、実は正確にはまだ決まってない……んだー。
で、「これステキ!」と思うデザインがあったので、それを手本にやらせてもらおう……と思ったんだけど、
ページ数の兼ね合いで、ムリだ。ムリ……。
……と、諦めることに(泣)
いつもより、全然薄めの本なんですが、それでも私が考えていたようにやるには、ムリだった〜(泣)
オリジナル(つまり、本出ていたモノ)と同じように出来れば、勿論可能なのですが、相手は商業誌、こっちは手製コピー誌。
コピー誌ならコピー誌なりのやり方にしなきゃならないので、そのまんま出来ないから、一工夫加えてやることになるので、その時点で完全なパクリではなくなるのだけれども、けど、その手間を加えるにはページ数が多すぎてダメだった……。
時間がかかるから、とかそういう問題ではなくって、厚くなりすぎちゃって、綴じられなくなっちゃう、という実質問題で、ムリー!!

だから、今回ではないけれど、もっと薄めの本を作って、そのデザインを必ずいつかやりたいな…と思ったり〜。

……デザインのために「薄め」の本を作りたい……なんて、本末転倒じゃないかって?
まーそこはね、いいじゃん(笑)
20ページくらいの本だったら、たぶん可能な製本なので、そうねぇ……冬に作りたい旅行本辺りでやってみようかな……などと。

と、言うわけで、今回のはまだキチンとは決まっていないブックデザイン……なのではありましたー!!む

表紙は、今までで二番目くらいに地味だけどね。
(一番地味なのは、ウテナの「深い海から〜」だからさ……。でも、今回張り合う)

「和綴じ」だからといって、そのまま和なデザインにするとは、限らないです!


オフセットだと、オフセットなりに、またデザインの仕方が変わってくるけれど……そういえば、最近あんまりオフでは作ってはいないけど、あんまりセットでは私は本作ってはいないんだよね……。
セット内の内容で間に合うときには、セットでやってるけど、何故か考えているうちに、不都合が生じてくるので……。
今はもう、はなからセットのメニューを見ることはないです。
全部、別オプションにて。

おまけ:去年の今頃の話



阿々島将