雑  感  徒  然 
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落乱秋期企画【「メモリーズ」概要】
2003年09月04日(木)
最初、どうしてもサーバにつなげなくて、アップロード出来ないー!!
と叫んでいたのですが、どうにかつなげたので、当初4日(ココ)に書いたトークを3日に移動して、改めて書きます。
「メモリーズ」の概要です。

概要、というか、自分で「ふざけたことやってんな〜」という自覚のもと、言い訳をしておこう……というだけの話です。

まず、見て頂いた方には、わかると思うのですが、時代背景的におかしいことをやっています。
まず、ありえないことをしています。
酔っぱらい日記で「落乱では、誰もやったことがないはずだ〜」と語っているのは、実はこういうことだったのです。

……誰もやってなくて、寧ろ当然だろう……という突っ込み可です(笑)

写真です。
24枚撮りフィルムで、とある一日(というか一時)をうつした、というコンセプトなのは、一見しておわかりいただけるだろう通りです。
写真じゃなければ出来ないはずのこと……つまり、「偶然性」とか「未完成性」とかをやりたいってわけです。
「絵」だと、どうしても「絵」としての「完成品」でなければいけないんだろうけれども、「写真」だったら、失敗アングルとか、ピンぼけとか、それこそ偶然とかがあるわで、そういうのをちょっとやってみたいわけですね。
だから、思い出のアルバムじゃなくって、24枚撮りフィルム一本分。
(ちなみに、何故かフィルムはポジ。しかし写真はモノクロ。思い出はモノクローム……君は天然色はいい歌だ〜)

写真を撮ってる人はいるわけですが、一応誰かはナイショ。
大木さんが「写ルンです」とかを持ってきて(どこから持ってくるんだよ(笑))『撮れ』と頼んだ、ということになってるので、大木の写真なわけです。
年号が限定されてますが、これは私が(少なくとも本編は)1550年代前半だろう……と思っているから。60年代でもおかしくはないんだけれども、私としては50年代。
(それでも50〜60年前半であることは確かだと思う。それ以前でも、以後でもないはず)
日にちは(以下略)


とりあえず、24枚撮りフィルム一本分、自分の中ではストーリーとして成り立っているものを、こういう表現で表現してみたいと挑戦です……。
「卯月」の時に、核のストーリーを全く書かなかったのと同様、今回も一切核となるストーリーは見せません。言葉説明一切なし。
(それで、これが「いつ頃」で「どういう日」なのか、表現できたら一番いいけど……)
むちゃくちゃなことしてますが、とりあえずヨロシクです。
秋いっぱいかけてやるので、なんだか長丁場です。

3日のトークと合わせて読むと、なんとなく阿々島・ノスタルジーなヤツさ加減が見えてくることでしょう……(笑)

そう。一枚目の背景ですが、描くのもなんか変だったので、写真に手を加えて、絵の背景に貼り付けました〜。
なんか、時代物みたいな壁と、電線とか余計なもののない写真〜。
と、探し回って(記憶を)見つけました。
どこだと思います?
十四年ほど前にうつした、京都御所の壁面の写真ですよ(笑)
見事に、時代物の壁・松の木・電線ナシという背景が出来ました。
……ただし、絵が小さいので、よく見えませんが……(笑)

おまけ:去年の今頃の話



阿々島将