雑  感  徒  然 
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OD2【では、マイナス点についても】
2003年07月23日(水)
自分的大絶賛な踊る2ですが、
「では、すべて満足?」と言われると、いろいろ言いたいことがあるのも事実。

まず、演出上仕方がない、としても、多くのかたが指摘しているとおり、初め頃の青島の発言は、いただけません。
暴行を受けた少女の、受けた「暴行」が、クビにかみつかれた、というモノだったことに関して
『自分の事件じゃない〜』というのであれば、青島はどういった事件だったらよかったのか?……と、思わずうたがってしまいますよね?
五年前の青島だったら、言わなかっただろうなぁ〜
……という演出なのはわかるんですが、わかるけれども、いかんよね、この展開は。

次に、敵役となる「沖田管理官」の扱いがぞんざいすぎだと思います。
前回敵役の、新城管理官と比べると、あまりにもぞんざいすぎる。
これは、新城が二回のTV版スペシャルを経た上での敵役であるのにたいして、沖田さんが、今回の映画の中、たった二時間程度での「敵役」故に、かき込み方が弱い……だけだというのは、まぁわかるんですが……。
それはそれでかまわんのですよ。たしかに。
けどね、そのせいで、どう見てもあれは

「だから、女のキャリアはだめなんだよ」

……という様に見えても、仕方のない作りになってしまっていると、思うのですよ〜。
沖田のかき込みかたに、もっと留意して欲しかったですねぇ…。

これは、弟からの指摘ですが(弟も、「面白かった」という話です)沖田から室井に捜査本部の指揮権が渡ったときに、本庁・所轄の人員ともに『ワッ』と一気に盛り上がったところで「冷めてしまった」ということです。
弟に言わせれば、あれは「ご都合主義的」だ、ということで。
ご都合主義なストーリー展開、と、掲示板で残念がっている方が、確かに何人かいらっしゃっていたので、
こういうことかぁ……と納得してみました。
考えれば、まぁそうですが、私は、そこは、一本の映画の作りとしては、良かったと思っているところなので。

「踊る」らしさが薄れてる、と言ってた方もいたのですが、以前の映画は、本編→スペシャル→映画、という一本の流れの中で来たモノだから、TVシリーズと映画が同じテンションなのは、当たり前だと思うけれども、今回は、「一本の映画」として成り立つものだから、むしろこれでいいんじゃないか?
と、私は思いましてん。どちらかというと。
TVシリーズと同じテンションだったら、むしろ「映画」として失敗になると、かえって思う次第であります。

映画のラストの引きは、絶対今回のほうが、私の好みですv
前の時は、実は
「えっ……そのカットで終わっちゃうのか……???」
と思っていたクチなものでして(笑)


弟が「新城にはガッカリしたぜ!!!」と文句たれてましたが(笑)
別の意味で、たしかに私も物足りなかったのですが(笑・新城ラブ。もっと出てきて欲しかったの…)
ちょっと、室井さんに優しい新城さん、とか、
けっこう室井さんを信頼している新城さん、とか、
室井さんに「あとをたのみます」とか言い残して去っていく新城さん、とか
室井さんをちょこっと心配している新城さん(これは、私の錯覚のおそれが(笑))、とか、
「室×新」としては。以前からの変化の様々なポイントが、
ポイントが……
ハァハァ……(バカ)

とは言いながら、ここ2・3日、ぐるぐると「新城×沖田」な構図が、頭の中を駆け抜けていくのであります。
ノーマルカップリングだし、むしろ有りだろう!??
だって。新城さん、最後あんなに沖田さんに優しかったじゃないか。
むしろ優しすぎ!?
新城さん、丸くなったなァ……(笑)

あれは、悪い意味でなく、「女性にとても優しい男性」の図……だった……(ような)。

で、ずっと上記の通り、「沖田のかき込み方」が甘かったのを逆手にとるように、
むしろ同人熱はヒートアップするのでありますよ。
ありますよ!!
新城×沖田!!

誰か、本発行しないかなー。夏コミで〜vvv

おまけ:去年の今頃の話



阿々島将