雑  感  徒  然 
<<indexback >>

続・足利話。
2002年05月15日(水)
続・というのは以前『なにか』で足利ブラザーズの話をやったからね。
今日の足利なにか(……足利なにかって、何……?)はちょっとマイナー気味。
対象となる人物は、一人は足利義満……。
うん、まぁこの人は大概の人の記憶にあるだろうね。
もう一人がその息子の足利義持。
四代将軍。
大声で叫びたい。

『義持は絶ぇぇぇぇっ対に「憎悪系ファザコン」だ、ぞーっっっ!!』

ぜいぜい。
……これを私は十年間主張してきた。
言葉にはだして言ったことはないにしろ(笑)

私の興味はどっちかっていうと、その実弟の義教(六代将軍)のほうにあるもんだから。
あまり義持の事って口に出さないんだけれども、
なんだか今日昼間買い物をしていたら、突然義教のことを思いだして……
連鎖的に義持のことを思い出して。
基本的ななにかは十三代の義輝に似てなくもないんだけれど、基本的ななにかは全然違う。
基本は、父親存命中に、幼い身の上で将軍位を継がされた。
というところでしょう。
基本的条件の差は、義満−義持時代は黄金期で、義晴−義輝時代は、権力もへったくれもありゃしない、しかも京を追われていた時期の方が長い期……
だということでしょう。
幼い自分に将軍位を譲られた義持っていうものの背後には、強大な権力を握る前の将軍たる父親……っていうのがいるわけでして……。
将軍、なんていっても父親が死ぬまで名ばかりなんですよね。
で、その父親がとても可愛がっている異母弟にあたる人とは中が悪い。
父親の死語、その異母弟を生かしちゃおかなかった。
ついでいうと、だからこそ義持って、猿楽も好きじゃないんだよね。
田楽派で。

これでファザコンでなかったら、なんだっていうんでしょうね(笑)
プププ。

私は大声で主張したい!!

『よしもちはふぁざこんだー!!』

でも、そういう話って見たことない……なー。
例によってネタはある。話もある。
十年前に描く予定があったから。
その企画は流れていってしまったのだけれども……。

義持の話も描きたい。
し、
義輝の話も描きたい。
な。
義輝は、いろいろな意味で微妙なんだけれども……時期的に。
私、落乱は義輝の時代だと思っているクチだから。
というより、他の時期じゃ考えられないとは思うんだけれども……。
で、少なくとも8・9年前は京ではなく近江に義輝がいたような時期。
というより自分の中では年号決しちゃっているんだけれど、
一生いわない……そんな恥ずかしいこと(笑)

しかしこの雑記、だれにも「開設した」……って言っていないから、誰も見ていないような気がする……フフフ……。
こっそり書きためていこうvvv

おまけ:去年の今頃の話



阿々島将