403 Forbidden

2005年06月24日(金)

少し走ると終電の一本前に乗ることができた。
先週から休みなしで突っ走り、
ときどきタクシーのお世話になった今週の終わりは、
なんとか一日だけ休みを貰って終えることができる。

その終電の一本前の地下鉄は少し混んでいたが、
奇跡的に座ることができた。
ふとみると向かいの席には携帯を一心に見つめる女性。
顔は整っているが下半身が太い。
左隣はやせたおっさん。右側は興味なし。

向かいの女性がこちらを見る。
別に視線をそらすでもなく、僕はぼぅっと前を向いている。
よく見ると、彼女の顔は少しゆがんでいる。
疲れているような表情。

左隣のおっさんはおもむろに携帯電話を取り出し、
女性の写真を見始めた。
横からは色相が反転してよく見えないが、
単なるスナップ写真のようだ。
それでも、彼はいとおしそうに見ている。

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君は今日、どんな格好で、
どんなことをして、
どんなものを食べて、
どんなことを想っているのだろうか。

君の写真を見る。
凄く楽しそうだ。


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