どうも普段から自信が無いのか、 うまく後輩に指示を出すことができない。
仕事が出来る後輩だと余計にそうだ。 今日も、本当は先に指示して作ってもらうべき 物を先回りして作られてしまった。 仕様の内容の確定も、後輩の方が手際がよい。
僕は、同じように仕事をしろと言っても多分出来ないだろう。 得手不得手があるとは言っても、 やっぱり出来るに越したことは無くて、 今は追いつこうともがいている最中。
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帰りに吉野家で豚丼が食べたくなり、 店に入ると、程なくくたびれた感じのおっさんが入ってきた。 店員を呼び止めると、 「1年前牛丼食べてお金払わなかった。今払いたい。」 と言う。 びっくりしてやり取りを見ていたのだが、 店員は反応が薄く、普通に並と味噌汁のお金を受け取ってレジを打った。
おっさんが帰ると、その店員は別の店員に 「そんなの覚えてないのに。」と言う。 僕は、どうして素直に感動できないのか、と、 心の中で呟いた。
でも、僕がもし、今ここでお金を払わず出て行ったとしても、 きっと1年後に思い出すことなど無いのだ。 魂は綺麗なままでいられない。
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唇が荒れて、また口の端が切れた。 いよいよ明日だというのに。恥ずかしい。
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