403 Forbidden

2003年12月19日(金) 今日、本を買った。

今日、本を買った。
その本を買っただけで、帰りの地下鉄のホームで言いようの無い震えが来た。
もう戻れない、という感覚と、これから大きく広がっていく、という感覚。
もっと早く気が付けばよかったのかもしれないが、これも運命だったのだと思う。
ずっとこれを探していた、という感覚があるが、でもそれを今発見するのは酷くタイミングが悪い。

彼女のことを思い出した。
向こうも俺のことを気にしてくれているのだろうか。
会わない時間が長いと、やはりその気持ちは薄らいでしまうのだろうか。
確かめるには、少し勇気が足りない。

そんな、今日。僕にとって大事な日となるかもしれない今日を記す。

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2004/1/11
エンピツでは、修正するだけなら更新したことはわからないから、
ここにこんなことを書くのは卑怯かもしれないけれども、
どこかに残しておきたいので追記という形で残すことにする。

彼女と知り合ったのは2000年の末。ネットでだ。
それから少しして、合同オフ会という形で知り合う。
それから1度だけデートをしたけれども、
あとはメールをやり取りして、時々会う程度の友達となった。

でもちょっとしたきっかけで君のことを好きになってしまった。
それが12/23の事。

恋に落ちた、と言っていいと思う。
この人だった、と直感的に思った。

でも、彼女には恋人がいて、僕には婚約者がいた。
そして二人の距離は300キロ。
運命とは斯くも過酷なのか。

僕はその運命に抗おうとしている。
どちらが運命なのか、わからないまま。

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2004/03/03
そして、僕は良心に逆らえずに君と離れる。
薬に頼るようになった。

サヨナラの手紙を送り、彼女が何かを送ってくる。
それを待っている。

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2005/07/13
あれから、君は僕のことをずっと待ってくれている。
結論をつけるタイミングはいくらでもあった。
良心に負けて、君を諦めようとも思った。

僕は君と一緒にいたいと思う。
君をこれ以上縛ることもしたくない。
だから、ここで見えない約束をするよ。
まっすぐ前を向いて、君に、逢いに行く。
逢えるように、頑張る。

こんなに愛した人はいないんだ。
もう二度と出会えない。

今、君に死ぬほど逢いたい。
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2005/08/11
君はばいばいと言った。

僕は今でも君が好きだと本気で言える。
君が僕の子供を生むことを、どれだけ望んだことか、
きっと君は知らない。
最後にそれを伝えようと思ったけれど、
それはもう無理だし、何の価値もない。

もし君に誰かいい人ができて、
その人とずっと一緒にいるようなことがあるとしたら
僕はずっと嫉妬をするのだと思う。
その一方で思うのは、
たくさん子供を生んで、幸せになって欲しいこと。
その子供が僕の子供だったら最高だったのだけど。

だからといって、僕の都合で何年も待たせるわけにはいかないと
ずっと考えていた。
どこかで、君が僕のことを諦めてしまうのが怖かったんだ。
今なら、僕は君のことが好きなままでいることができる。

僕は君のことが好きなままでいることができる。

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2005/08/14
確かに僕は今の生活を壊すことが怖い。
それに僕が逃げるような言葉ばかりかけているから
結局は駄目なんだろう。

もし僕が離婚できたとしても、
君は僕と暮らさない、そんな気がする。

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2005/10/30
連絡を取らなくなって10日。
今までと変わってしまった10日。
僕は、彼女と話をした。一緒に暮らすのは難しいという話をした。
君の事は話さなかった。

君は、僕のことをまだ思っているだろうか。
わずか10日なのに、絶望的なほど遠い。
離婚をしなければならない。


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