+2 普通に会社に行ったのだが、やはりどうにも気持ちが治まらない。 君の声を聞きたいが、それはもう許されないのだろうか。
会社を上がったのは早かったが、 真っ直ぐ家に帰る気にもなれず、 漫画喫茶で時間を潰す。
信じるというのは本当に辛く、難しいことだ。 君はそれを1年半もやっているのだから、 申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 君のことが好きで好きでたまらないのに、 彼女の気持ちも考えてしまう俺は最低だと思う。 決めてしまえば、みんな楽になるのだろうか。
こうやって、また眠れなくなる。 声が聞きたい。君を抱きたい。
|