憤りを感じました。

去年の6月にある事件が起きた。
酔って路上に寝ていた男達を注意した若者が
暴行されて死に至った事件である。
犯人達は捕まり、今日彼らの判決が出た。
4人中3人に8〜6年の実刑。
残る1人には執行猶予のついた懲役3年である。

で、何に憤ったかというと彼らの自己中心的かつ
大人げない犯行は言わずもがなだが
テレビのレポーターに答えていた
その被告の父親という人の発言。

その父親は遺族に「すみません」と謝ったそうだ。
自分の息子がそういうことを行ったのだから
当たり前だろう。一見反省しているようにも感じる。

まあ、遺族からすればどの面下げて!と
罵倒したくなるだろうけど。

で、問題はその後の発言。
「息子には一刻も早く反省してもらって人生をやり直してほしい」
だそうだ。
その父親は自分としては殊勝な事を言ったつもりなんだろう。
でも、その言葉からは息子をそうさせてしまった反省は垣間見えない。
おたくの息子は他人を殺めたんでっせ。
裁判の成り行きがどうなったかも知らないし
被告達が遺族に対してどのような発言をしたのかも知らないが
あんた親だろ?殺された人にだって親がいるんだぞ。
あんたの息子はやり直しがきくのかもしれないけど
殺された人はそれで終わりなんだぞ。
その殺された人のことは言及せずに
自分の息子の今後のことが大事なのか?

違うだろ。

「息子には一生をかけてでも償わせます」
ぐらいの発言はできないのか?
子が子なら親も親だな。
この親にしてこの子ありとはよく言ったもんだ。
自己中の性格は親譲りなんだな。

他人の目ばかり気にして生きろとは言わないけれど
もう少し他人の気持ちがわかる人間に育ててやれよ・・・。

憤りと悲しみが同時にわいてくるニュースだった。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2003年03月08日(土) 休めないし。
2004年03月08日(月)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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