逝く者。

今日飼っていたハムスターが逝った。
うちに来て2年と7ヶ月弱。
ハムスターの寿命を考えると
天寿を全うしたのではないかと思われる。

帰ってきてからスコップを片手に
とこしえのねぐらを堀りに行った。

ペットとは人間のエゴの固まりのような存在だ。
人間を癒すためにいる。
異論もあろうかと思うが極論するとそうだ。

そしてエゴの固まりの私はこう問う。
「うちにいる間君は幸せだったかい?」と・・・。
もちろんそんなことは君にしかわからない。
いや、君にすらわからなかったことかもしれない。

でも、問わずにはおれない。

その思いが
贖罪だろうが憐れみであろうが
それは私のエゴでしかない。
それが悲しい。

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敷地の片隅に小さな穴を掘り
亡骸を横たえると上から土をかけてあげた。
彼の永遠のねぐらだ。

夜空を見上げると月と火星が寄り添うように私を見下ろしていた。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
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幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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