残されし者。

昨日の日記に書いた奥様が亡くなられた営業の方の
詳しい事情が本日わかった。

奥様の享年は33歳。
私よりも若い・・・。
先日、静脈瘤破裂で倒れ緊急手術を行った。
手術自体は成功したらしいのだが、
術後の経過が思わしくなく帰らぬ人となってしまったようだ。
最期の方は尿が出なくなり黄疸で体は真っ黄色だったそうだ。
ご主人はそれを見て奥様がもう助からないだろうということを
悟ったらしい。

残されたのはご主人とお子様が二人。
上の子は小学校3年生、下の子は幼稚園だそうだ。
まだこんな時期にお母さんを亡くすとは・・・。
あまりにもむごすぎるではないか。
下の子にいたっては、なぜお母さんが居なくなったのか
事情がわからないかもしれない。

ご主人の実家が近いので
お子様達はそこに預けて仕事に来るらしい。
とりあえず、仕事面では大丈夫だろうが
家庭の方がどうなっていくか心配である。

子供達にはこの逆境を乗り越えて
がんばって生きてもらいたい。
としか言えない。


死は突然訪れる。
生きている限りこの事実はすべての人に平等だ。
老いも若きもない。
そこにあるのは、ただ、逝く者と残される者だけ。
しかし、愛する人が逝ってしまうなどということを
私は考えたことがあるだろうか?
考えようが考えまいが
私の大切な人が誰一人欠けることなく
歴史が永遠に続くわけではないのだ。

だからこそ、人は生きているのだろう。
愛おしみ、慈しみ、戦うのだ。
残った者が生きていくということは
逝った者への鎮魂なのかもしれない。


奥様のご冥福を心からお祈りする。



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年01月30日(水) 朝から・・・(ー"ー )
2003年01月30日(木)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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