希望。

いや〜、今日は昨日の雨が嘘のようないい天気。
というわけで、できたてのスピーカーを
エージングも兼ねて一日中鳴らし
DVDも見ちゃったり・・・(笑)

今日観たのはロバート・デ・ニーロ主演の「フローレス」
デ・ニーロ扮する元警官とオカマの心温まる(?)ふれあいの物語。

ある日デ・ニーロ扮する
街のヒーローといわれた元警官“ウォルト”のアパートで
殺人事件が起きる。
ウォルトは現場に駆けつける途中
脳卒中で倒れてしまい右半身マヒに・・・
自宅に帰り左半身しか使えないという不便な生活を体験して
自分の惨めさに涙するウォルト。
拳銃で自殺を図ろうとするもそれすらできず
さらに自分の情けなさをウォルトは確認する。
そんなある日ウォルトはリハビリ師の薦めで
歌のレッスンを受けることにした。
ウォルトはその教師を同じアパートの上の階に住む
オカマに依頼するのであった。
そこから反発しあいながらも二人の交流が始まっていく・・・

というストーリー。
最初はデ・ニーロ見たさに買っただけというDVDで
さほど期待はしていなかったのだが
主人公であるウォルトの心情がよくわかるというか
共感する部分大で妙に作品に引き込まれてしまった。

挫折し希望を失い、世間に背を向けるウォルトを見ていると
日々の生き方で何もできていなくて
世間に対して拗ねている自分と重なり
まるで自分を外から見ているような気分だった。

作中で堅物のウォルトはオカマなんて・・・と
彼(彼女?)のことをバカにしていたのが
自分の弱さを言い当てられ、ひねてしまう。
しかしウォルトは世間の蔑みすらもバネにして
陽気に生きているかのように見える彼(彼女?)も
実は弱さや暗い部分をもっていることを知っていく。
そしてウォルトはオカマにこう独白する。

「こんなになってしまったオレと寝てくれる女なんていない・・・」と

それを聞いたオカマは答える

「あなたと寝てくれる女は必ずいるわ」と

作中ではもちろん伏線を張っていた女性がいるわけで
思った通りウォルトはその女性と愛し合うようになる(苦笑)
いささか都合がよすぎるきらいはあるが
まあ、映画という枠に納めるには仕方ないだろうな・・・
でも、希望を捨ててはいけないという事を
オカマはウォルトに教えるのだった。

そして話は最初の殺人事件が妙な方向に流れだし
そのオカマは事件に巻き込まれてしまう。
ウォルトは彼(彼女?)の危機を知ると
不自由な体をおして助けに向かうのだが・・・

もし観る人がいたら(いるかな〜?(汗))アレなので
ネタばらしはここまでにしておくけど(っていうか、ばらしすぎ?(汗))
興味を持たれた方はご覧になってくだされ。



映画のように都合よく私にそういう女性はあらわれないだろうけど
いつかそういう人が現れるといいな・・・
ってか、私にはいなさそう・・・・( -_-)
あ、私もオカマに勇気づけられる組ですな・・・(-"-;A ...アセアセ

希望は捨てずにね♪



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年09月29日(日)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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