あにきぃ〜〜!!

全国約6人ほどの愛読者のみなさま、こんにちは。やまぴぃです。

遥か昔、80年代後半にPCエンジンというゲーム機があったことを
みなさまは覚えておいでだろうか?
NECがファミコンに対抗すべく、満を持して市場に送り込んだハードである。
ビンボー人の私には当然買えなかったのだが
ラッキーなことに私の友人が大のゲーム好きで
当時、ハードはもちろんソフトも大量に保有していたものである。
ある日その友人宅へ行くとそこに何ともキテレツな名前のゲームがあった。


『超兄貴』


・・・・・インパクトありすぎ(汗)
ゲーム好きでない方はこの名前を見ただけではなんのゲームか想像つかないであろう。
かくいう私もなんのゲームか分からなかった。
しかも、パッケージにはマッチョなお兄さんがナイスポーズをつけているイラストまで載っている。

(;¬_¬) あやしい

実際に見たら、なんのことはない横スクロールのシューティングゲームであったのだが(笑)
ただその設定がやばすぎ。
敵や味方にマッスルなお兄さま方が現れるし、その効果音もヘン。

しかし、その上をいってるのがBGM。
単なるゲーム音楽でしょ?
ピコピコとタマ撃ってる時に後ろでドンチャカ鳴ってるだけでしょ?
と考えたアナタ。その考えはベリースウィーティー。不二家のケーキよりも甘過ぎです。

この音楽過激です。
イッちゃってます。

作曲者は“葉山宏治”なる人物なのだが、この人ぶっ壊れモードバリバリ。
当時としては画期的なCD-ROMを使ったゲームで
サンプリングを多用したこのゲームの音楽はすごい。
当然音声もサンプリングされているのだが、その使い方がグレート。

その中の一曲に“ドイツ人ジャーマン”という曲がある(題名からしてキテルでしょ?)
『♪ドイツ ドイツ ドイツドイツ ジャーマン!』という音声から入る
行進曲ふうの曲。
なんかすごそうでしょ?
文章だけではこの凄さが伝わらないのがちと残念。
この後も『みぎむけぇ〜 みぎ』とか『ちぃさく まえぇ〜ならえ!』
などのサンプリング音声が加わっていくのであるが、
日本人から見たドイツのステレオタイプ的な所を押さえていそうで崩しているという
常人には思いつかない切り口がイカス曲なのである。

書いてる本人も、何を書いているのか
既に訳の分からない領域にまで入ってきつつあるので、
曲の解説はこの辺りにしておきたいと思うが、
なんで、こんな曲の説明を急に始めたかというと
つい先日、またぞろ急にこの曲を聴きたくなってしまったのである!(笑)
幸い(?)このゲーム音楽はCD化されている。
しかし、発売は93年・・・10年近く前のCDっす。(汗)
これではとても新品では揃えられそうもないので中古を探すしかないですな。

思い立ったが吉日。
オタクのメッカである秋葉原ならあるのではないかと
目星をつけ探索に行ったら・・・ありました!!
さすが、アキバ!!
それも新品!!(爆)
98年に再販されていたものなんだけど、内容に変化は無し。
中古も探したけど、こっちの方が無かったりして・・・(汗)

で、帰宅して早速聴きました。葉山宏治の作り出す兄貴ワールド。

先ほどの“ドイツ”以外の曲もじっくり聴くことができました。
やはりキテます。イッちゃってます。壊れまくってます。
でも、すごいです。びみょーな感動を誘ってくれます。

私は嫌いじゃありません。

っていうか、好きかも・・・。

これを読んだ人にも是非聴いていただきたい!!


うぅ・・・
葉山宏治の他の作品も買っちゃいそう・・・(-"-;A ...アセアセ


※ちなみに私にはマッチョを見て喜ぶとかいう、そっち方面の趣味はありませんので・・・



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年05月21日(火)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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