あお日記

2002年09月02日(月) ワープロ


 中学でバスケをやっていた長身のラザは高校に入ってもバスケ部に入ったのだが、わけあって退部した。そんなラザと共にこの夏は早朝の体育館でよくシュート練習をしていた。その様が今思えば私の書いた最高傑作(?)「秋」のエンディングにそっくりといえばそうだったかな(笑)。欠けているのは一人の女性だけで。はは。(「秋」をお読みになりたい不憫な方はエンピツ宛にメールいただければいつでも差し上げます。しかもリニュ済! まっそんな物好きな方はいないと思いますがね/笑)。

そして練習が終わって部室に行くといっちゃんが来ている。そんな夏の日の始まりが多かった。学期中にあれだけ朝起きれなかったのに、夏休みに入ったとたんにいつもより早く登校しているオレ達っていったい...とか言ってラザと笑ったものです。

この頃、私の日記はもっぱらワープロで書いていた。今でこそワープロなんて前世紀的な代物でしかないが、当時はかなり重宝する編集機器だったのだ。

その日記に書いた内容で覚えているのはただ一つ。いっちゃんに対する気持ちとラザについてだ。
「彼の気持ちを超えることなど出来ない」
これが当時の私が実感していた正直な気持ちであって、そんな評価を自身にしている冷静な自分を呪ったりもしていただろうか? 

 考えるのはいつも自分のことばかりで、それでも順調に集団が機能しているように見えたあの夏。




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