9月の3週に開かれる文化祭目指して、我が部でも活動が始まったのがまあ6月頃でしたかねぇ。印刷屋に原稿を依頼してオフセットで売り出す本と学校の印刷室でわら半紙に刷って製本する付録と2冊構成でした。学年は最年長でもこの部に最も遅く入部した私はほとんどの作業が初体験のことで、周さんをはじめたまに来てくださった先輩方や経験者たちの指示に従っただけで私はかなり何もせずに出来上がった気もします。
で、印刷屋に出す原稿の締め切りが確か1学期の終業式の日だったのでそれに向けて作品を用意することになりました。といっても私の中ではすでに題材が決まっていたので1学期の中間テストあたりから勉強はそっちのけで創作に励んでいましたね。そういうやらなきゃいけないことがある時に限って別なことにやる気って出るものなんですね(笑)。例えばテスト前の部屋掃除とか(経験アリアリ)。
当時、日々の沈んだ心持ちの中で私が素直に「楽しい」と感じたのが体育のバスケットだったので、中学の部活を参考にしてバスケット物の小説を書き始めました。そういえばこの頃中学に行ったのも「取材」という目的があったのを今思い出しました。なので他の部員よりもかなり早くから文化祭にむけての題材は決めていたといえるのでしょう。
内容はまあ読んでもらえば分かるのですが、かなり真面目に書きました(笑)。実体験とフィクションが半々って所でしょうかね。やっぱり私は純粋に作品が書きたかったのではなくて、自分の感じている気持ちを誰かに伝えたいという思いのほうが強くて主人公を自分に模してしまうのは当然の成り行きだといえるでしょう。それはタケダやラザにも共通の気持ちであったと今もって信じている(笑)。傍から見てもあまりかっこいい手段ではないですが。
『秋』を彼女さんに読んでもらいたいので近々どこかにアップする予定です(密かに)。 っていうかこれから冬だよ(笑)。
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