危険域。 Master:(c)夏目

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2006年05月15日(月) ■
徙倚して何依にかよらんと欲す。





 基礎ゼミのレポートの提出日…デシタ。が。
 肝心の資料を大学に忘れてくるという暴挙を犯したため、手付かずのまま…行きました。どうにかなるさ!が夏目の人生の合言葉です(しんじゃえ


 今日は3駒だけだったので、まあ一時間早く行ってぱぱっとやっちまえ!と思っていましたが、まあ、ご想像の通りにどうにもなりませんでした…世の中、努力だけじゃ何もできないんですよ(遠い目)(果たしてそれは努力なのか)
 レポートを「今日中!」とか勝手に期限を設けて、3駒終わった後、何人かとパソ室こもりました。高速で動く夏目の指。いつもの通り、レポートは文字数が足りないんじゃない、多すぎてどうにもならないんだ!という状態。
 文字制限なんてなければいいのに…。

 800文字までにまとめなきゃいけないところを1500文字とか。さらに1200文字にまとめなきゃいけないところを2000文字とか。全体的に文字数制限低すぎると思うのよね。
 テーマが芥川の「河童」についてだったので、妖怪としての「河童」と作中の『河童』の比較とかまあその辺り諸々をまさに高笑いしながらうはうは書いていたんですが、文字数制限のおかげで書きたいものが思うように書けない…!
 ああああここはこうじゃないのに!こういう表現を使う前にこういう表記を使わないと正確ではないのに!と騒ぎながら文字削ってました。切ない。こんなぐだぐだな文字でいい点数なんてもらえるはずがない!
 制限文字数の中で表現するのが力量なんだろうけど、明らかにこれは少なすぎるよ…!1200文字でどうやって河童を語れって言うんだ。そもそもにして河童の定義から入らなきゃいけなくてそれを全部書くだけで1200文字なんて軽やかにこえるわ!
 教授がどれだけ河童を知っているか知らないけども!!


 否、勿論求められていたのは「芥川」に関連するものですが何も「妖怪河童」ではないんですけども…。でもね、河童の定義をね…もごもご。





 そういえば昨日、児童書フロアの写真を撮って営業部に送ってくれっていう指令を受けたんですけど、締め切りが当日って言うなんかもう喧嘩売ってます?てきなことやらかされました。
 忘れてたんだって言われたんだけども、そういう大切なこと忘れないでほしいもんですな…全く…。
 で、大急ぎで写真撮って現像まわして回収して、さあて送るか!としたところで、

 「店長、ぜったいに写真なんてFAX通らないと思うんですけど…(15枚の写真をセロテープでつなげながら)」
 「通るよ!早くやっちゃって」

 そういうならやってみるけども絶対に無理だよなあと思いながら事務所に入ったんですが、丁度、17時入りのシモトリさんがやってきました。
 軽く挨拶をしながら、夏目は営業部の短縮を押して、つながった写真をセット。「ソウシン シマス」という表示にちょっと喜んだけども、それ以降うんともすんとも言わない…言わない…ええと、エラーだな。これは。エラーだよな。

 「何してるんですか?」
 「写真をFAXで送れってゆうんですけど、絶対無理だと思いません?」
 「無謀だと思います 笑」

 ですよねーと言いながら再度セット。再度エラー。用紙詰まりで警告音。
 ぎゃーとなりながら文句をぶつぶつと。

 「大体さ、今日締め切りって今日言われても困るんだよね。しかも15時とかさあ。営業17時までだろ…現像出したらぎりぎりじゃんね。全く……って、よく考えたら今日日曜日だから営業部誰もいないじゃんん。いいんかな…まあいいか。別に夏目の知ったこっちゃないし……だー!!またエラー!!」
 「笑」

 もうどうにもならんってんで、もっと時間あれば写真郵送しちゃえばいいのに。とか言っていたところで、店長が様子を見に事務所に入ってきました。
 ナイスタイミング。

 「店長!無理ですこれ!!絶対無理です」
 「えー。夏目さんのやり方が悪いんだよ」
 「(ムカ)ほお、じゃあやって下さいよ」
 「大体さ、君、FAXと相性悪いしさ」
 「じゃあ夏目にやらせんで下さいよ」
 「いやいや俺も急がし(エラー)」
 「…なんですか?」

 何度トライしてもやっぱり紙詰まりを起こすので、もうふたりであたふたしながら(半ば笑いながら)ああでもないこうでもないどうしよう!としているところで、シモトリさんがぼそりと。

 「もうカラーコピーしかないですよねえ」
 「店長!今、シモトリさんが凄い頭のいいこと言いましたよ」
 「だな!さすが現役女子大生…あれ?」
 「脳みそが向こうのほうが若いんですよ。いちねんぶん」
 「現役大学生のくせに…」
 「夏目、カラコピ行ってきまーす!!」

 ってな珍道中(?)がありました。
 事務所内で漫才コンビみたいにぎゃーすかやってましたよ。騒ぎ疲れた…。
 だめですね、最新機器(スキャナ様)に慣れていると古典機器(コピ機様)の存在にまで頭が回らない…。いや、なんとかカラーコピって送れましたよ。でも、FAXってモノクロじゃないですか。「見えない」ってゆって文句言われるんじゃあないだろうか…と思いつつ、怒られるのは店長だから別にいいか。うん。そもそも夏目、もう児童書じゃないし(笑顔)



 いやあのね、ちょっといなかった間にタムラさんが棚がえ位置がえをやってましてね、まあそれは担当が変われば棚もかわるのでいいんですけども、やっぱりなんかこう、「違うんだよなあこれじゃお客さんがなあ」という思いもあったり、そこはかとなくというかあからさまに悔しかったり、色々と出て来ちゃうんですよ…。
 否、大体さ、商品の場所を変更するなら一緒にPOPも持っていってあげてくれと思うわけですよ。モノだけ移動しても宣伝パーツが見当違い名方向にあったら大パニックじゃないですか。違和感がある。
 それにさ、夏目、横置き(本を横向きに置く)嫌いなんだけども、まあ確かにスペースの問題で横に置かなきゃ収まらない場合もあるけどもそれを工夫して横置きを一切しないようしていたのに、一気に横置きばっかになっちゃって…ああ、これは醜いんだよ。店側の都合であって、お客さんのことを考えてないよ…。
 これまたスペースの問題だったんだろうけども、音の鳴る絵本を棚上段の面陳にしたって誰が手に取るんだよ…。子どもが手に取って、見本品で遊んで「これほしー」と言わせなきゃお母さん方は自ら手に取らないんだよ…しかもなんで音の鳴る絵本軍の中にナチュラルにしかけ絵本まざってるんだろう…不思議すぎる。
 「まだ慣れてない」ってゆっても、担当がはじめてなわけじゃないだろうに、分類ぐらいちゃんとやってもらわないと……もごもご。
 なんだかなー…。
 夏目、報告書やらないですよ?




 ではでは!
 本日はこれにて失礼。


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