危険域。 Master:(c)夏目

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2006年02月16日(木) ■
瓶の中に入った君は可愛いひと、僕の理想の可愛いひと。


 ネタもないのでサラシ。
 で、捨て身で笑いを取って見ようかと。
 (痛すぎて笑えません)




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 話を、聞いてくれないか、――――男は僕に、そう言った。




 同性愛者という性癖を持つ人間がいることを僕は随分と幼い頃から知っていた。
 どうにも僕自身が、そうであるらしいからだ。
 女の子を見てもどきどきしたりしないんだ、と近所の兄やに話したら「それは衆道だ」と教えてもらった。
 そうして兄やは僕に色々なことを教えてくれた。
 そんなに兄やもいつの間にかいなくなって、僕はひとり残された。
 どうにもできない激情に悩まされると、僕はこっそり夜の公園に出かける。
 兄やが教えてくれたうちのひとつだ。
 その公園には、僕と同じひとが集まる。
 僕はそこで、大いにモテる。

 そうこうしているうちに僕は十五になった。
 身の振り方を考えなければならないと両親に言われた。
 僕の両親は、僕とは血のつながっていない、赤の他人だ。
 僕が十五歳になるまで世話をするという約束で引き取った。
 僕はそれを随分と早い時期に教えられて知っていた。
 僕には学がない、才能もない、勿論先立つものも何もない。
 取り敢えず僕が邪魔らしい僕の両親は、わずかな金をくれた。
 僕は家を出ることにしたけれど、行く当てもないので夜の公園に行った。
 そこで、僕は男と出会った―――――。


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 えーと、タイトルが「雪道」だそうです。
 プロット自体が存在しないので、一体何に触発されて書きはじめたものか…結末とかストーリーが全くわかりません。
 一人称で書いているという辺りで、ひどく古いものだとは思う…。
 主人公の名前すらわからないんだけども、当時の自分は何か意味があって書いていたんだろうなあと思います。比較的綺麗な字で書いてあるから…。
 それにしても書いていた記憶さえない…いや、そんなんいっぱいあるんだけども。
 こう、自分で途中まで書いておきながら放棄して、あとで見返して妙に気になるものって結構あるんですよね。「何これ続きどうなってんの!?」って。
 別に面白いとか面白くないとかじゃなくて、結構中盤まで書いているのにわざわざやめたのはなんでだ、みたいな。全く記憶に残っていなかったりすると益々気になる。
 トリ頭だから…トリ。





 文章つながりでサイトのほう、新作一本上げました。
 オトコ前な隊長を書きたかったんです。
 実際にあんなしっかりしていたら…どうしよう。惚れ直す。(馬鹿)
 ちまちまと書いていく頻度を縮められたらいいなあと思いますが、今のままで行くと四月も危ういんじゃあ。いっそ腹ァくくるか…?泣






 明日は歯医者さんデス。
 そのついでに駅前うろついて買い物しまくろうかと思ってます。
 今日はフラレんぼだったんだもん。明日は寂しくひとりでお買い物…。
 自分で服を買うと、同じようなものばっかりになっちゃうからできるだけ誰かと一緒に行くようにしておりやす。
 っていうか、そうしたほうがいいよって大学の子ォに言われました。
 そう思えば…と、心当たりありありなので素直に実践に移しているんですが…フラレんぼです。
 でもチビちゃんが忙しいのわかってる…専門生は忙しいよね!頑張り過ぎないように打ち込んでほしいです!!





 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


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