危険域。 Master:(c)夏目

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2006年01月21日(土) ■
揺ぎ無いと思っていた足場は容易に崩れ去る。





 [ 月影 ]


 「今、なんて言った?」
 「聞こえなかったのか?」
 「…ああ」

 正確に言えば聞きたくなかった、のだ。
 ディアッカは嫌な汗が背中を伝うのを感じた。
 同時に、認めたくない事実に鼓動が早まる。

 「アスランと寝た、と言った」
 「な、んで」

 のどの奥に何かが詰まったような息苦しさを感じて、ごくりと何かを飲み込んだ。嫌な味だ。
 イザークは全く表情を変えなかった。それこそ何も感じていないように。

 「その場のノリ、なのかも知れんな」
 「ノリって…なんだよ、それ!お前、だって…アスランのこと嫌いだろッ?」
 「好きだと言われたんだ」

 ディアッカが目を見開いた。
 それは知っている。アスランがイザークに友情以上の感情を抱いていることなど周知の事実だ。
 それでも彼がそれを口にしなかったのは、イザークが自分を嫌っているとわかっていたからで、そして最大のライバルと言うそのポジションの揺ぎ無さに安心していたからだ。

 「なんで…?」
 「俺が、キラをライバルだと言ったからだろうな」
 「…え?」
 「今の最大の敵は、ライバルはキラ・ヤマトだと俺が言ったからだ」

 揺るがない自分のポジションを、あろうことか親友に奪われたその衝撃が告白と言う行動に移らせたのだろうか。
 しかしアスランはそんな感情的な人間では…。

 「“そうしたら貴様はどうやって俺の視界に入る”」
 「何?」
 「そう言ったんだ。今の最大のライバルはキラだ、自分の立場を失ったお前はどうやって俺の視界に入るのかとな」
 「なんでそんなこと…!」
 「知りたかったから、だろうな」

 何をと聞くだけの勇気がなかった。
 イザークは微かに口元を緩めた。
 いつもの仏頂面を消し去ったその微かな笑みは、いつも傍にいたディアッカでさえ中々見られるものではない。

 「あいつがいつ俺を見るか、それを俺は知りたかった」


 END.



 *****************




 ヤバイ、レポートに全く手をつけてないどころか資料すらない…。どうしよう。潔く諦めるが吉?(愚者)
 今日から一睡もしなければどうにかなるだろうか…。
 ってか、筆記の勉強もしなくちゃだよね。あははは;;





 銀色の髪のアギトがいつの間にか公開してる…もうそんな時期か。
 随分と前に宣伝を見て主題歌に惚れた夏目ですが、CDを買いに行くだけの元気がないよ。外出とかしたくないもの…バイトでもないのに。
 でもホラー映画が見たい。作りものかーと笑い飛ばしたい。
 あ、けれど絶対にチャッキーだけは見ないです…嫌い。あれだけは嫌い。




 雪が凄かったですよ。
 久しぶりだよあんな粉雪。
 さらさらしててさー蹴ると綺麗に舞い上がるんですよ。
 いやはやこんな雪ははじめてかも知れない。
 で、百ちゃんから雪ウサギ画像が送られてきて出来上がり具合の愛らしさと共にそれを作って送ってきちゃう彼女のかわいさにしばらく悶えました。ちょっとうちの後輩かわいすぎない!?
 夏目は「雪だるまつくろうかな」と思ったけれど数分でくだけましたから。取り敢えず一面雪景色をみて「白=イザーク」だと妄想してました。結構マジで萌えました。
 いやしかしうちの後輩かわいすg(ry





 そういえば今日はスパの最終巻の発売日だったんじゃあないだろうか…すっかり忘れてた。けどこの雪じゃあ覚えていても買いには行かなかっただろうな。
 気にはなるけどもね、行ったところで帰って来るのも嫌になりそうな…。というか、バイト先に行くともれなく仕事しちゃいそうでそれも嫌です。
 今日の売り上げはなんぼだったのか気になりますな。



 あ、ネットで本棚とか頼んでみた。
 大きいやつだったのでちょっと心配なのだけれどコミックで820冊入るとか書いてあったので、これなら全部収納できるんじゃないだろうか…と期待してみる。
 日々増えていくコミックが今現在何冊あるのかわからないけども、取り敢えずコミックだけなら入る…と、思う。150×196のビック本棚。本当なら壁一面が本棚だといいなあと思う。大迫力。
 ついでにベッドも買おうかなと思ったけど「パイプベッドはやめたほうがいい」と母と兄に言われたのでやめておきました。でも木製だと安くて三万なんだもん…手が出せないよ中々。
 因みに今回買ったのは2万くらいの本棚デス。
 安っぽいつくりで本が落ちてきたりしないかそれだけが心配。別にデザインとかはどうでもいいの。ひたすら本を収納してくれればそれだけで満足だから。
 これでなんとか部屋が片付く…のだろうか果たして(只今今年二度目のカオスを生み出しております)




 チビちゃんとこにたくさん落書きしているのだけれど未だに管理人さんが光臨しないの…生きてる??縮みすぎてミクロサイズになっちゃったのかしら。









 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


 そういえば今日は愚母の42歳の誕生日です。用意してないけどケーキに四十二本のローソクを立ててあげましょうか?と言ったら「まだ十八だ」とのたまうので、「十八歳と何十ヶ月?」と聞いてあげました。
 24年×12ヶ月です。恐ろしい年月です。


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