| 2005年12月12日(月) ■ | ||
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「アナザー・カントリー」を見ました。レンタルで。 ストーリーは「英国の厳格なパブリックスクールの寮生のガイは、表向きは優秀なエリート候補だったが、陰では美青年好きの同性愛者だった。その事実を知った寮生は、彼を追い込んでいく。やがて彼は復讐を誓い、親友の共産主義に染まっていく…」だそうです。(だそうですってあーた。) 制作年月がちょっとさかのぼるので、相変わらず海外の人間の区別がつかない夏目にとっては混乱の嵐。中盤すぎて漸く見分けがつくものの、名前が覚えられなくて一人で慌ててました。取り敢えず主人公がガイで、お相手がジェームズ。ガイは「ムラクモ・ガイ…」とか言って覚えて、ジェームズは言わずもがな。 レビューやあらすじを読んでいると何やら暗い感じがひしひしとしていて、実は借りたはいいけれどあまり乗り気になれなかったんですが……どっこい、好きな映画のひとつに容易にリストアップされそうです。 耽美系、って言葉がしっくりくる作風ですよ。まさに耽美!エロティックではないのです、耽美なのですよう。 英国パブリックスクールっていう設定が垂涎ものの夏目にとっては、下品でも粗野でもなくひたすら耽美であるこの作品は、かなりのツボです。下品ならば酒場、粗野なら下流階級と相場は決まっているのです。パブリックスクールは禁じられた仲だけに上品でいて少しのエロティズムを加えた耽美さがほしい! ツボります。 旧ソスパイ云々と出てくるのでどれだけ暗いものになるんだろうかと思えば、実際の人物を題材に作られている映画だそうで(元は舞台)、年老いた主人公が過去を語る、的なもの。全然暗さがない。 ガイを演じている俳優さんはホンモノのゲイだそうで、益々色気がある演技で思わず感嘆の溜息。個人的に格好いいとも可愛いとも言えない容姿なのに、要所要所で色気が出ていて、まさに本物故の輝きなのかそれとも持ち前の魅力なのか。 厳格そのものの30年代を描いたとあらば、そう!なくてはならない軍隊の姿。見事な制服、見事な動き、その貞淑さに更にエロティズムを刺激されるというもの。 何より日本にはない、代表制度(監督生制度)、さらに寮内でのパジャマの上にガウン姿っていうのが、官能的。制服の着崩し方もこちらでは拝めないものなので、ある意味新鮮でそれさえ美しい。 何より印象的なのは、ボートでの逢引シーンでしょうか!個人的にあのシーンが一番好きです。 ガイの隣に寝そべり、肩に頭を預けて密着する。 「よくあんなことできたね」 「みんな誰もを騙しているんだ」 なんて会話をしながらも、ガイの手がジェの腰付近で少しずつ動いているのがなんとも言えません。耽美ですから。 その後、会話の流れでジェがガイの顔を睨むシーンなんて、そのまま襲っちゃえよなンでお前等プラトニックラブなんだ!と叫びたくなるほど可愛かったです。もし自分がゲイで、あの状況であんな顔されたらキスのひとつもしなけりゃ抑えられない……寧ろキスのひとつでもしたら抑えられないのか。 厳格なパブリック・スクール故に、勿論同性愛なんてもってのほかで、見つかれば尻叩きやら放校処分やらで結構きわどい処分が待っている。そのために自殺した生徒が出てきたわけですが、ガイは多くの寮生と関係を持っているのです。 本人曰く「ゲームさ」 しかし、ジェームズとの出会いで自分が本物のゲイだと自覚し、今までは何か処分を迫られると「校長の前で俺と関係のあった人間の名前を全部言ってやる」とか言っていたのに、ジェに迷惑を及ぼすわけには行かないと本物の愛故にプライドを捨てて尻叩きをされてしまうのです。 愛、素晴らしき愛。 (実際には尻叩きをされてから“俺は本物のゲイさ!”と気付くわけですが) 物語はハッピィ・エンドでは勿論終わらないわけですが、ジェの三人の子供のゴッド・ファーザーがガイだったりと、ふたりの関係は良好だったようだ。 スパイ容疑で監視下に置かれている物語の冒頭に戻ると、そこで彼は最後に「クリケットがしたい」と言って終わる。 「クリケットは嫌いだ。面白すぎるもの。」 「クリケットがしたい」 そうしてまぶしい彼の姿をもう一度見たい。 マイバースデイ兼クリスマスパーティ兼忘年会兼新年会などを催せ、という脅迫文(違)がチビちゃんから届いたので、どうしようかしらーと計画を悩み中。 ちょいと今、あまり時間的にも精神的にもゆとりがないので早々に準備をするのは苦しいです。もしかしたら途中で投げ出すかもしれないが、そうしたらごめん……今のうちに謝っておこう。 人生二度目の青火花を先日、発生させました。 静電気恐るべし。 寧ろ自分が怖いです。 一番はじめは対人だったのですが、今度は対台車。 ヒィ、完璧に夏目が悪い…! 帯電体質なもので(電受信は髪の毛です)、夏目はここ最近あちこちでぱちぱちやってます。 階段の手すり、バスの手すり、お釣りの受け渡しからはさみ、ひととの接触にはもれなく静電気。 乾燥時期になると誰も夏目に触りたがらなくなる…。 ではでは。 本日はこれにて失礼。 |