危険域。 Master:(c)夏目

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2005年09月07日(水) ■
空の機嫌と自分の機嫌





 台風シーズンは空の機嫌を伺いながら生きてる。夏目です。


 昨日の朝方、あまりの頭痛に飛び起きたんですが。今日も似たような結果に。

 「う……ぅ…ぅぅう…あぁぁ!」

 ってな具合に。
 頭痛がひどくなるともう生きていることすら嫌になる。
 呼吸が辛い、鼓動が辛い、寝ていても辛い、起きていても辛い、意識なくしちゃえば楽なのに痛すぎて落ちれない。
 どんな試練だ。

 噛み合せの悪い夏目は、ひどい頭痛になるとものを噛むだけで辛くなります。
 けれど、これまたなんの試練か、頭痛がひどくなると歯を食いしばっちゃうんですよ。
 だからもう、どうしようもない状況。
 ここ最近、苛苛するのでガムを食べる習慣が付いたのですが、それすらできなくなって更に苛苛。
 でも苛苛すると又頭痛は悪化するので、もう何をしても悪循環です。

 今日は特にひどくて、今も頭支えてられないんですけどね…。
 ぐらんぐらんしてるのよ、脳が。血管切れちゃうんじゃ、って思う痛みが時折襲う。
 いやもういっそ切れちゃえば少しは楽かしら…と甘い誘惑。でも根性で切れるもんでもない。
 この、真綿でじわじわ首を絞められ、時折鎖で本気で絞められてるような感じ…ああくそ。



 まあ、こんなわけで朝方五時過ぎに目を覚まし、頭痛いなーとごろんごろんする元気もなくひたすら楽な姿勢を模索していたわけですが。
 八時前に仕事が休みらしい祖母が明らかな嫌がらせで、掃除機を持って二階に上がってきて掛けるんですわ…。
 常識的に考えてそんな時間に掃除機なんて掛けないよ。
 ただでさえ、鈍痛に悩まされていた夏目は、そのガコンガコン(ぶつけながら歩くんだアイツ)という音とゴーゴーという音に、更に頭痛が悪化…。
 もう仕方なく薬に頼りました。(残り少ないので使いたくなかったのにー)
 ぽんぽんぽんとまあ「眠れるかな?」っていう程度に飲んで、しばらくボーとしていたら、ぐらんぐらんと来たのでバタン。
 夏目の場合はもう「病は気から」精神なので、大して副作用が強くない頭痛薬でも「寝れる。寝れる」と思い込んで、寝ちゃう。
 思い込みが大事デス。


 お昼に起きて、ぐらんぐらんする脳味噌を支えつつ、階段で立ちくらみに襲われ危うく無様に転げ落ちそうになりつつ、リビングに行くと祖母が無言でテレビを見ておりました。
 特に話すこともないので「おはよう」とだけ声を掛けたのですが無視され、でも気にもせずにヨーグルトを持って二階へ上がり、ロイス部屋にこもる。
 ロイスのチェアが、頭を預けるのに丁度いい感じなので、だらけきってヨーグルト食べて、スキマセカンドアルバム流しながらうつらうつらして。
 ロイスと戯れつつ、脱力しつつ、なんだかなーもーと思いながら日中を過ごしておりました。



 まあ、一日中頭痛に悩まされるのは嫌だなあと思い、買い物にでも行ってこようと決意したのが夕方です。
 確かクリーニングが今日出来上がるはずだからーと思って、リビングに行ったら祖母がペットボトルを潰してました。ストレス解消ですか、ってくらい憎憎しげに。
 すんごい嫌な予感がしたんだけど、敢えて気付かない振りして預かり票をあさっていたら、

 「夏目はばあちゃんと話したくないんでしょ!」

 と怒鳴られた。
 この台詞言われたの二度目ですが、どうしてそう思うんだか…否、確かにできることなら話したくなんてないですけどね。
 でき得る限り接触もしたくないんですけどね。
 でも、こんな台詞このひとに言われる筋合いないんだけどなー。
 まあこちらも頭痛で参っていたので自分を補う余裕もなく、つい、

 「また何言い出してんだか…」

 と口に出してしまった。あーあ。
 祖母が拗ねたような(キモイなあ)台詞を吐くときは、大抵夏目が二階にこもって一階に下りてこないときなんですけども、でも、一階に下りて来てじゃあ夏目は一体何をしていればいいの?と思うんですよ。毎度毎度。
 前回この台詞を言われたときも、頭痛がひどくて部屋にこもって鬱々していたわけですが、だけどあのひとにとって夏目の事情なんてどうでもいいんです。
 夏目が風邪を引いていようが、頭痛だろうが、体調が悪かろうが、何か課題をやっていようが、祖母にとっては自分の事情が一番で、夏目の事情なんてくむべきものじゃないんです。
 だから勝手に怒る。
 事情なんて欠片も聞かない。
 こっちが何かを言おうにも、聞く気がないから「言い訳」で処理される。
 それを訂正するのももういちいち面倒なので放っておいてますがね。
 それに、祖母が休みでずっと一日家にいようが、夏目の日常のサイクルは変わらない。
 一階にいたってすることがないので常に二階にこもっているのが、誰が家にいようが変わらんのですよ。
 無論、誰も家にいなければ洗濯や洗い物くらいはしますが、朝っぱらから煩く掃除機を鳴らしちゃうような祖母がおるんでね、こっちが何をする前にもう終わってる。

 「クリーニング取って来るよ」

 と本音に続けて言ったんですが、まさかそんなこと言われると思っても見なかったのか、祖母はひとりでショックを受けてました。
 あーめんどいなあほンとにこのひと。
 世の中のおばあちゃん子と呼ばれる人々に喧嘩を売っているようで申し訳ないんですが、本当に夏目は祖母という存在が嫌いです。鬱陶しい。いいんだよ向こうもそう思ってるんだから。

 「なんか買ってくるものある?」

 と聞いてもショック冷めやらぬのか無視をされ、もういいやとフォローする気も起きずにさっさと出かけました。


 つらつらと歩きながら考えていたんですが。
 歳を取ると幼児返りをするんですね。
 「いい歳をした大人が」っていう台詞が当てはまらなくなる。
 子供っぽい我が侭を言うし、自分本位になるし、もう手がつけられなくなる。
 まあ祖母もそれに当てはまるので、早々こっちが怒るのも大人気ないってものなんですが、だからって言っても夏目にとっちゃ祖母は「いい歳した大人」でしかないんですよ。
 幼児返りだかなんだか知らんけど、いい加減にしてほしいわ、と思う。
 長年付き合ってきた人ならね、我慢できるかも知れないですけども(母とか叔父とか)、限定的にしか付き合ったことのない夏目になんぞたえられるもんでもないですわ。
 でも「我慢」しなけりゃいけないんだろうし、「大人」にもならないけん。
 でもそこまで人間できとらん。
 あーもー鬱陶しいわ。


 夏目は基本的に話すことがなければ無言です。
 (あーこれ話そうかな…………めんどいからいいか)とかそんなことを考えております。
 なので歓談とか、和やかな食事とか、そんなん求められても困るんです。
 無言の食事はまずい、とか言われますけどね、喋ろうが喋るまいがまずいもんはまずいしうまいもんはうまい。
 それに、無理して喋ったかて、うまくはならんでしょうが。



 ってことで、今日は一日中ほとんど無言で過ごしました。
 言った台詞の大体を書き出せるほどだわ。
 明日は大学に行く予定…なんだけど、またお空のご機嫌次第だわ。
 秋雨前線め……いやいやいつもお疲れ様です(低姿勢)



 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


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