危険域。 Master:(c)夏目

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2004年11月15日(月) ■
 恐いもの

 
 
 
 
 
 実はトラウマになるほど怖いことがある。
 考えるだけで発狂しそうなほど恐いこと。
 意外だとか、考えすぎだとか、大げさだとか、そう言われるかも知れないけれど。
 何よりも恐いこと。
 多分、生きてきた中で一番恐い。
 引っ張られるような気がする。
 呼ばれているような気がする。
 気のせいかもしれないけれど。
 何かあるんだろうと思う。
 あれは、あそこは…境だ。




 土日をかなりゆったり過ごした夏目にとって、月曜日というのは辛い。反対に、用事があって外に出た土日でも、月曜日は辛い。
 何にしろ、休み明けというのは辛いものなのだろう。
 幸いにも夏目のクラスの月曜日の時間割は楽なものばかりなので、はじまっちゃえばあとはスーッと放課後まで終わる。水曜日が一番面倒かな。移動の多い火曜日はなんだかんだで動けば終わるからまだまし。一限ごとに眠れたりするし。
 でもその時間割だってもうそろそろ役に立たなくなるんだろうなァと思うと切なかったり。
 授業は嫌いじゃないんだよなァ興味ないことやるのが辛いだけで。やってる分には楽しいし、ノート取るのも結構好き。ただ書きっぱなしにすると目が疲れて眠くなるから、自然に寝る授業が決まってくる。
 期末考査が近いから、いい加減苦手科目は受けなきゃまずいかなァと思いつつ、数学だけはどうにも興味わかないね。
 今のリーディングは中々笑えるから好きだけれど。オーラルは簡単だし、英会話なんて寧ろ得意よ? 英語嫌いだけど聞き取りはできるのさ。文系だね(笑
 卒業が近いから、新生徒会の選抜が終わったら顧問と卒業式の学年合唱の打ち合わせをしたい。
 去年までは一通り、セオリー通りの曲を歌っていただけで全然つまらないものだったから、今年は学年合唱をして終わりたいなァと思ったのは去年の先輩の卒業式のとき。
 うちの中学は卒業生の合唱と在校生の合唱があって、退場するときに在校生の合唱で見送られると。そこが泣き所。因みに夏目は泣く気配すら見せなかった…正直、泣くだろうなァと思っていたんですが…意外に冷めてるな自分と思った瞬間だった。
 そんなこんなで、あまり仲の良くない学年ですが、終わるときくらい何かしたいよねってことで。体育祭の鳴子も350人くらいの生徒が一つになったわけだしね。
 というか、何か残したいんですよねェ夏目は。
 最後くらいね、全員で何かに打ち込みたい。体育祭はサボれるけど、卒業式はサボれないから。
 でもまだ全然、夏目が漠然と「やりたい」と思っているだけで、学年の意思とか先生側の意思とか全くわからん。口ばっかりなのは今にはじまったことじゃないけど、反対されるだろうなァと思っていたりするけれど、でもやりたいんだよねェ。
 歌う曲は未定。
 流行の曲というと嫌がられるけど、ポピュラーな曲がいい。なんかこう、堅苦しくなくて明るくて、みんな知ってるような、そんな曲。
 去年の兄の卒業式では「桜(独奏)」を歌ったらしい。
 まァだから、そんなような曲を。
 浮ついた感じじゃなくて、暗すぎなくて、適度な感じ。
 因みにダントツオススメが平川地なんだけど、そう言ったら周囲から

 「絶対にヤダ」

 って言われました。
 ひどいなァかわいいのに…龍…。
 っていうか、平川地知ってる人少ないよね。
 やっぱバラードかなァ。
 クラスメイトの友人からは「尾崎」と言われたんですが。
 盗んだバイクで走り出して学校の硝子割りまくってみますか?




 ホムペのほう、まだしばらく放置です。
 なんだか発言が二転三転しまして…申し訳ないです。
 結構何だかそれどころじゃなかったりとかして…どうしてこんなに忙しいんだろうなァ。
 日記も毎日書かなくなったし。
 っつか親がパソの前を占領して使えないんだけどねェ。

 「カウンタってどうやってつけるの?」

 とか質問されてもさ、面倒なんだよね。退かないし。
 っていうかウザイ。邪魔。
 自分で作れないなら、っていうか自分で勉強する気ないんだったらホムペなんて持つべきじゃないよね。
 聞く前に調べろよ。って言ったら、

 「わかんないんだもん」

 だったら作るなと思うのは間違ってるの?
 ホムペっつのは自分で作るもんだろうや。
 大体、基盤だけなら全部やって、基礎だけなら使いそうなやつ教えたんだからそこから応用利かせてやれよ。お役立ちサイトだって教えてやっただろうよ。
 あー煩い。
 だからあの女がパソを使いはじめると部屋に引っ込む。
 煩いんだもん。
 大体、お前のホムペにカウンタつけたって回らねェよ。
 夏目のだって恐くてつけらんないのに!
 その代わりシノビで覘いてます…。
 ウザッたいねェ親!



 引越しをすることが本決まり。
 はじめから現状維持を訴えていた夏目ですが、まだ養われの身で何を言っていると言われて、反論のしようもなかったので渋々承諾。
 それから、土地のことも反対したって金出すのはお前じゃないと言われたのでなされるがまま。
 家の設計に関して口を出そうにも、またもお前が金を出すわけじゃないと言われたので、もう一切口を出さないから勝手にやってくれ夏目には関係ない。何も聞くなという結果に。
 なんだかねェ。
 まァ言うのは祖母なんですがね。
 夏目は別に引越したいわけでもないし、家が欲しいわけでもないし、なんでもかんでも全部祖母がやりたいがために引っ張られているわけです。
 嫌いですねあの人。
 でもね、夏目はまだ養われの身だし、金出すわけじゃないし、どうこうできる立場じゃないですけどね、仮にも一緒に住むわけでしょう。その意見聞かないのってどうなんだろう。
 理不尽な気がするんですよね。
 金出さないって言ったって、別に夏目はそんな大きな買い物しなくてもいいじゃん、っていうか寧ろ反対するわけです。でもそうすると、まだ養われている身なんだからと言われる。
 それは真実だから何も言えないけどね。
 でもやっぱり一緒に住む人間なんだからその言い方ってあまりにひどい。
 人権とかないんですか?
 養われている人間には口を出す資格はないんですか?
 そんなことばかり言われ続けたので、一緒に住むことになる人間達全員の前で宣言。

 「夏目、家には帰らないから。晩御飯とかいらないし」

 寝に帰るだけにしよう。
 部屋にテレビもパソもつけちゃって、部屋から出なくてもいいような環境にしよう。だから頑張ってバイトしてお金溜めよう。
 大学に上がったら夜間バイトもできるようになるから、なるべくそっちの方のバイトをしよう。
 とにもかくにも、夏目の意思とは無関係で作られた家に積極的に帰る気にはなれない。
 大体、夏目の意思なんて関係ないなら、いちいち夏目をその打ち合わせとかに連れて行くのやめて欲しい。面倒だし。
 勝手にしてくれよもう。





 
 ではでは。
 本日はコレにて失礼。

 要らなくなったら潔く去ろう。
 必要ないなら見えなくなろう。
 

































































 狂いそうなほど怖いもの。
 踏み切り。
 遮断機の音を聞くと足が竦む。
 無理矢理通ろうとする人間を見ると泣きそうになる。
 呼ばれている気がする。
 引き摺りこまれそうな気がする。

 気のせいならそれが、いい。


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